カナダの先住民のことを学んでいると、キリスト教が深くかかわることがあります。

 

先住民の歴史解釈では、

 

イギリスが今カナダと言われている土地をイギリスのものだと宣言したとき、

 

正当化した理由は

 

「キリスト教者が住んでいなので、先住民はいないとみなす」というものでした。

 

1840年代から1996年まであった先住民の寄宿学校は

 

先住民を西洋社会へ同化させることが目的のキリスト教の学校で、

 

子供は親から強制的に離され、彼らの文化、言語を禁じられ、

 

アイデンティティーは破壊は破壊されました。


先住民は、いまでもその後遺症に悩まされています。

 

 

そのため、宗教と社会の関係に興味を持ち、宗教社会学を学ぶことにしました。

 

今学んでいる宗教社会学の主な内容は、

 

「宗教は、現代化で世俗化するか。キリスト教の歴史から考察する」

 

という内容で、ほとんどキリスト教学です。

 

かなり期待していたものとは違いますが、

 

思いがけず日本の宗教と比較してその特異性に気づかされたりして、

 

とても興味深いです。

 

 

キリスト教について知っているということを前提に授業が進むので、

 

Googleに聞くことにかなり時間を割かれています。

 

春に西洋宗教学を選択せず、統計学を取ってしまったことを少し後悔の日々。

 

 

知っていて当たり前の常識として出てくるのは、

 

カトリックとプロテスタントの歴史

細かい宗派

新約聖書、旧約聖書の違い

教義の内容

聖書の中の登場人物、代表的な殉教者

ローマ帝国で初めてキリスト教を公式宗教としたコンスタンティヌス1世

ローマ帝国とユダヤ教との関係

アメリカの新興宗教、モルモン教

伝道、改宗、殉死

ハーバード大学も、もとはキリスト教なんですってね。

知りませんでした。

 

 

それにしても、自分の知っていたキリスト教との、あまりの違いに驚いています。

 

私が知っていたキリスト教は、

 

キリストが人類の罪をかぶって十字架にかけられた

悪いことをしたら許しを請う

死後は天国に行けることを望んでいる

右のほほたたかれたら左のほほ出す

隣人を愛す

祈れば救われる

すべては神の創造物で、自然も人間が支配するものだと思っている

 

そのくらい。

知らなすぎ?

 

でもどうやらキリスト教で大事なのは、

天国への行き方のようです。

伝染病がはやったときでも、病人の世話をして彼らがキリスト教になれば、

両者とも天国へ行ける。

産業革命後、労働者は生きづらくなったので、天国に行けることを心のよりどころにした。

殉教すれば天国に行ける。

そんな話しがたくさん出てきます。

 

 

 

人種差別を学んだときに、人種差別というものが、

 

日本にいるときに理解していると思っていたものと全く違ったように、

 

キリスト教も思っていたのと全く違いました。

 

そして、北米の人種差別は、あまりにも深すぎて、

 

その本質を日本で生まれ育った私が理解するのは難しいと感じたように、

 

キリスト教も、どっぷりとキリスト教に影響を受けているカナダの社会も、

 

まだまだ奥が深くて、ここを掘っていったら一生楽しめそうです。

 

 

 

 

庭の記録

 

やっとここ4日30℃越えです。

猛暑注意報が出ています。

 

今年は、庭にあまり出られません。

油のようなべたべたの物が毎日空から降っているのです。

花も葉っぱも椅子もギトギトです。

誰に聞いてもなんだかわかりません。

なんなんだろう?

スナップドラゴンは、背と同じぐらいになりました。