春期は西洋宗教学を選択していて、統計学を様子見に登録していました。
始まってみると、どちらもあまりにも魅力的で両方選択することを考えましたが、
現実を見るとやはり無理なので、考えた末、統計学のみを学ぶことにしました。
西洋宗教学は内容、教授の風変りさ、奔放さが魅力的でした。
友人は以前、西洋宗教入門で聖書を丸々1冊読まされたと聞いたので覚悟していましたが、
この教授は全く違う内容で、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、宗教とは何か、
特に西洋とは何か、という、まさに私が学びたいものでした。
新型コロナの影響ですべてオンラインなので、試験もレポート形式で、私には有利です。
教授は40歳ぐらいの男性で、ウェーブのかかったシルバーと赤茶のツートン長髪。
ステージの上で、ギターでも壊しそうな感じで、最初の紹介で、
「スラング言っちゃうけど許してね」。
即、教科書をオンラインで買いました。
統計学は、心理学の専攻には必須なので去年の春に選択しましたが、
あまりの分からなさに面食らって諦め、その後また奮起。
日本語の統計と数学の本を買い、1年間自習して来年受講しようと思っていました。
講義が始まってみると、講義がとても分かりやすくて驚きました。
生徒が理解に苦しむところ、間違えやすいところがよく分かっていて、
じっくり説明してくれます。
去年の教授は、「ストレートで簡単だね」が口癖で、
たーっと計算式を書いていくだけでしたが、全く違います。
講義のZOOMは、録画してくれて、後でも見れるので、リスニングが苦手でも大丈夫。
講義のノートは先にネットにアップしてくれるので、説明は読めるし聞けるし、
聞きながら書く必要もない。テストでエクセルも使える。
やろうと思っていた数学の自習がまだできていなかったので、
今のメリットと、来年自習して準備万端で挑むメリットとで、悩みましたが、
今のメリットのほうが大きいと考え、今期に統計学を取ることに決めました。
でも、案の定、講義が進めば進むほど、わからない。
何度も、「やっぱり無理。私に統計学は無理。やめようか。」と思いましたが、
今やめるメリットは、お金がかからないことと、代わりに他の教科が取れることだけ。
もう少しやってから、落第が決まる直前まで頑張ろうと決めました。
しかし、オンラインが発達しているカナダの大学のオンライン講義、凄まじいです。
授業はZOOM。
ZOOMの録画は教授と共有のグーグルドキュメント。
生徒同士の質問交換はPiazza。
統計ソフトはStatCrunch。
宿題の提出はCrowdmark。
だいぶ大学で使うオンラインには慣れましたが、もし1年生だったら、ついていけなかったと思います。
ZOOMでの講義中は、生徒のマイクはオフで、質問はタイプでチャットします。
でも、質問以外でもチャットは活発です。
オンラインではない教室内の講義中だとみんな静かだけど、
ZOOM内だと誰かが質問をしたときに生徒が教授の代わりに答えたり、
教授がジョークを言ったときに、hahahaと笑ったり、
特に教授が後ろを向いてホワイトボードに何かを書き始めた時、生徒同士のおしゃべりが始まったり。
教授が映画好きで、映画の例えやジョークを良く言うので、いつもそのあと誰かがその話を始めています。
でも無音で、教授が無視すればいいだけでほかの生徒の邪魔にならないので、問題ないようです。
だけどみんな、講義を聞きながらチャットできる能力に感心します。
教授も、講義しながら、チャットをぱっと読んで返答しているし。
英語で講義を聞いて、英文を読みながらり、講義の内容を理解しようとして、
同時に、チャットを書いたり読んだり返答したり.....
私には神業です。
なんだかんだと刺激の多いクラスです。
だんだん、草花が育つ気温になってきました。
