初日から感動するほど素晴らしい講義でしたラブラブラブ

 

 

 

「既成の教科書は、各自で読んで勉強して」と、講義では一切触れず、

 

講義の中心は教授が書いたテキストの理解を助けるための話しと、

 

ディスカッションでした。

 

毎回の講義は、「誰か、ディスカッションしたいことはありますか?」で始まりました。

 

講義は考えるためのものだと言って、

 

「自己とは何か」「あなたたちは自分を知っているか」「その考えはどこから来るのか」

 

のような問いを生徒に投げかけ、

 

それぞれの生徒の意見と答えを絡めてまとめ、深めるための質問をまた投げかけます。

 

生徒が、教授の考えに異議を唱え、たまに少し見当違いな指摘をしたり、

 

ただ言いたいことをずらずらと述べた時でも、教授は理路整然と整理し、

 

深めて回答していきます。

 

「それは次の話しの後」などと言って、

 

次の話しを絡めて答えを導くこともありました。

 

私は、話している端から忘れてしまったり考えが整理できないことを、

 

自分で歳のせいにしたりしますが、教授は、おそらく70歳過ぎていると思われます。

 

驚きと感動でしたびっくり

 

話しも舞台上の演者のように、抑揚、間があり、美しく、全く飽きさせない。

 

素晴らしい教授に出会ったことを、喜んでいました。

 

 

それでも、1回目の講義のから出席者は2/3ほどに減りました。

 

教授が、出席を取らないと言ったことと、

 

実際出席しなくても成績はあまり変わらないからだと思います。

 

多くの生徒の目的は、素晴らしい教授との出会いや考えを深めることよりも、

 

良い成績を取ることです。

 

私も、成績の平均を上げるのに苦労していますから、それは理解できます。

 

でも、私は教授の講義が楽しみで、毎回ワクワクしながら出席していました。

 

 

教材は、既成の教科書と、ウェブサイト内のクラスにある、

 

教授が書いた200ページほどのテキストですが、

 

教授の、社会を社会心理学的、科学的に説明するためのテキストは、

 

哲学的で、文学小説的に美しく、始めの言葉は、

 

「プリズムで虹を作るだけでは、光の本質を説明できないように、共感は社会現象を説明できない」虹

 

ただ一つ残念なのは、簡潔で読みやすい既成の教科書と違い、

 

一つ一つの文章が長く、理解が難しいところでした。

 

教授のオフィスを訪ね、分からないところを質問すると、

 

英語能力不足で理解できない教材も講義内容も全て、熱心に情熱を持って教えてくれました。

 

 

でも、試験で苦戦しました。

 

多くの生徒は、「ひっかけ問題が全くなく簡単」と評していましたが、

 

5択問題なのに、質問も、選択肢も長い。

 

何回も読んで答えようとすると、とても時間がかかります。

 

内容も、母国語が英語ではない私からすると、

 

ひっかけではないのかもしれないけど、

 

教科書やテキストにあった英語表現と違うので、

 

一つ一つの理解に時間がかかる。

 

しかも、1時間の試験時間で、他のクラスよりも20問も多い。

 

悲しいことに試験の終了時間間際には、

 

読むこともできず、最後の12問は全てAを塗りつぶしました。

 

 

1回目のテスト結果は、落第すれすれの56点で、

 

テストレビューで読むこともできなかった問いを読むと、

 

オフィスで教授が教えてくれたところがいくつかあって、

 

ショックと申し訳なさでいっぱいでした。

 

分からなかった問いの回答を教授に聞くと、

 

私たった一人のために、その答えの章を1時間以上もかけて最初から講義のように教えてくれました。

 

私にとって何が難しいのか、教科書か、講義かと聞き、

 

テスト形式、特に時間だと答えると、試験解答のコツを教えてくれ、

 

他にどうしたらいいか時間を書けて考えてくれました。

 

英語が母国語ではない生徒のために、

 

他の生徒とは別の部屋で時間延長できる試験室があるはずだと言われ、

 

喜んで学生課に行きましたが、身体障害者用で、ESL学生は対象外でした。

 

考えたら、中国人学生はたくさんいるし、

 

講義について行けるように入学前の英語の試験や収得すべき英語クラスがあるのですから当然ですね。

 

 

そのうち他のクラスのプレゼン準備、課題、試験準備が立て込み、

 

2回目の試験前には時間が取れず、

 

どうしてもあの試験内容と時間で良い点が取れる自信がなく、

 

断念することに決めました。

 

教授に申し訳なく、お礼を言いにオフィスを訪ね、断念することを告げると、

 

教授は残念そうに肩を落とし、どうにか続けられる手はないかとまた考えてくれました。

 

結局、次の秋学期も同じ教科書とウェブサイト内のテキストを使うから、

 

それを取っておいて、夏休み中に予習をして、また履修することを薦めてくれました。

 

素晴らしい教授だけど、どうしても良い点を取るのが難しくて自信がなく、

 

秋学期は違う教授の社会心理学を取ろうと思っていましたが、

 

その選択肢は消えました。

 

 

 

 

良い成績は取れないかもしれないけど、

 

取れるように努力をすればいいし、

 

良い縁は大事だと思うので、

 

秋学期にもう一度、この教授の社会心理学をがんばってみるつもりです。

 

チューリップピンク照れチューリップピンク