4人の移民の人達と話していた時、アマルくんが、カナダに住むお兄さんの話をしてくれた。
お兄さんは、医者だというので、高給取りだねと誰かが言うと、
移民は差別されて給料が安いと言う。
カナダには差別がないと思っていたから、びっくりしていると、
学校を卒業した後の研修をエジプトに帰ってしたので、
カナダ人よりも半年研修期間が少ないとの理由で給料を低くされているそう。
カナダで移民は、自国で資格や経験があっても、
大学を卒業したり、修行をしてそれぞれの職業の組織に所属しなければ、
職業に就くことができず、マフィヤの世界のようだと言っていた。
びっくりしてしまった。
私が浅はかだったのか、学校や修行は当たり前だと思っていて、
逆に移民でも、何歳でも、どんな人でもステップを踏めば仕事に就ける、
誰にでもチャンスがある国だと思っていた。
法律で差別を禁じていて、
いろいろなところで平等であることを重んじていると感じていたので、
ショックだった。
ロシア移民の女の人に、
「目を開きなさい。差別なんてどこでもある。」と言われてしまった。
でも、そしたらまたハングリー精神に火がついてしまって、
「じゃあいい。起業する。」なんて口走ってしまった。
別に全然起業なんかに興味はないけど、
障害や困難があると、どうしても燃えてしまうたちで、
少なくとも「絶対差別なんかに負けない」って思った。
そんなことを考えていたら、私は昔より強くなっているかもと思った。
そういえば、いろいろなところで白人に見下されているのは感じるし、
若い時だったら、友達が欲しくてしょうがなかったから、
差別されて自分を拒否されたらすごく辛かったけど、
今は差別されても、移民が多いからいくらでも移民の人達と話しができて淋しくはないし、
一人でいても人と比べず自分が満足できることをして、充実した日々を送れる。
もしかしたら今は社会との接点があまりないだけで、
実際社会に出たら、傷ついて落ち込むのかもしれない。
でもまあ、いい。
差別はあるのかもしれない。
でも、今は全然気にならない。
社会に出て差別されたときに、落ち込めばいいや。