第一節:旅人の多様性からみるバックパッカー


地球上には、様々目的を持ち、様々な手段で旅行する、多様な旅人(tabibito)がいる。
この旅人の分類が、日本旅人研究会によりなされている。
旅人は、大きく分けた分類では、「国内旅行界」と「海外旅行界」のどちらかに属する。
すなわち、パスポートを持たない旅とパスポートを持つ旅で大きく異なる。
これは、日本国という島国では、有用な分類方法であった。
しかし、近年、欧州では、海外旅行の意味が曖昧になっており分類の見直しを求める声もある。
「海外旅行界」の中には、仕事で行く「職業旅行門」、修学旅行などの「団体旅行門」、そして、個人でアレンジする「個人旅行門」がある。
「個人旅行門」は、「ツアー旅行綱」と、宿などが自由にアレンジできる「自由旅行綱」の2つに分けられる。
ここでいうツアーは、現地ツアーでなく、自国からの出国帰国を伴うツアーである。
「ツアー旅行」の中にも、ホテルを自由に選べたり、現地での予定のないフリープランがあり、中で分類される。
しかし、変更が自由にできない、空港送迎など便利さなどから、「自由旅行」と本質的に異なっている。
「バックパッカー目」は、バックパックで旅行するこの「自由旅行綱」の一つである。
「自由旅行綱」には、もう一つ、スーツケースでの旅行も分類されている。
ただ、この境界は非常に曖昧である。
例えば、バックパックを使っていて見た目がバックパッカー旅人であっても、バックパッカー旅行でない場合である。
すなわち、「ツアー」に参加している場合、バックパックを使うからと言ってバックパッカー旅行でない。
逆に、スーツケースを利用している場合、見た目はバッグパッカー旅人と異なるが、それと全く同等の旅をしている場合もある。
このように、バックパッカーは、旅人の中の一形態であるが、他の種との区別が難しい場合があると言える。


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