日本の小学生や中学生に「将来の夢は何ですか?」と尋ねると、


「プロ野球選手、芸能人、医者、保母さん、ケーキ屋さん・・・」


などが、挙がると思うが、これってちょっとおかしくないですか?


と言うのも、フェラーリを見ながら、なぜ以下のような答えがないのだろう?

と、ふと思ったのだ。


「スーパーカーを乗り回すこと!」
「南国暮らしをすること!」
「セレブと結婚すること!」
「世界中の人と会話すること!」
「この世の中から貧困をなくすこと!」

などなど・・・。


イタリアにはこんな格言がある。

「イタリアの少年はフェラーリを夢見て大人になる」


実際に、イタリア人に聞くと、「聞いたことないな・・・」と呟いていたが、

僕はこの格言があると勝手に信じたい!(10年前の自動車雑誌で読んだ記憶が・・・)


日本は間違いなく職業病であり、「夢=仕事軸」で語れることが多いと思う。
なりたい職業ランキング?あんなものは毎年変わらないし、5年に1度で十分では?

せいぜい、人気ドラマの影響で「海猿になりたい!」が突如上位に入ってくるくらいだ。


それに代わって、「こんなふうになりたい!妄想的作文発表会」みたいなものを
やってみてはどうだろう?そうすれば、意外にも、
「プロ野球選手になって、アナウンサーの彼女とフェラーリに乗りたい」
みたいな答えが出てくるかもしれない。
よっぽどこっちのほうが、正直でよろしい。


上記の例はお遊び的事例であるが、重要なのは、

【WHAT=仕事軸)】の先にある【HOW(どのような状態)】だと思う。


よくスポーツ選手が勝利後のインタビューで、

「試合前から優勝した時の自分をイメージしていました」

と言っているが、あれこそ、自分の気持ちいい状態(HOW)を強烈に意識している例である。


HOWを意識すると、おのずと仕事を含めたWHATだって充実するはずだし、

いっそ、WHATなんて抜きにして、HOWだけ最初に妄想しちゃうのもありだ。


別にプロ野球選手(WHAT)にならなくたって、アナウンサーの彼女とフェラーリに乗ること(HOW)は

別のWHATで可能かもしれないから。


例えば、「世の中から貧困をなくしたい」と思えば、ビルゲイツのように、

億万長者になるしかない気がするが、別にボランティアだって同じことを

やっているわけで、WHATというのは無数にあり、HOWへたどり着く1つの方法に過ぎない。


【WHATの夢】は仕事・職業軸に近いので大人になると自然としぼんで行くが、

幸いにも、【HOWの夢】は僕ら大人でも状態をイメージすればいくらでも湧き出てくる。


少し遠いHOWな概念だけではなく、近いHOWな概念を考えてみる。

例えば明日の飲み会で、【安い居酒屋でどうやって最高においしく食事をいただこう?】

というHOWを考えると、おのずと、「嫌でやりたくない仕事を終わらせよう!」

みたいな具合になると思う。


僕は旅でも人生でもこの妄想的HOW型人間でやっていきたい。