最近はクライアント先に行くこともなかったので、スーツを着ていなかったが、今日は後任営業マンと大阪のクライアントへ行き、夜は、別のクライアントと、京都での「僕の送別会」兼「後任営業マンとの親睦会」。
スーツを着る最後の日なのだ。
昨日のマレーシア料理屋さんから、MY箸を使い始めたが、しっかりと洗って今日も持参
。「どうぞ使ってください!」と言いたげなくらいにしっかりとセッティングされている割り箸を端っこに追いやるのはなかなか気持ちいいものだ。
クライアントが食べる!飲む!となると、僕もギブアップできない。後任の営業マンであるグルメ大臣な先輩も残ったものは最後、僕に食べさせようとする!なんとか残さず食べきった後は、おそらく僕にとって最後になるであろう、祇園へ![]()
途中、細木和子と出会う。ちょっと前世でも見てもらおうかな?と思ったのもつかのま、真っ赤な服を着て、さっそうと店の前のタクシーに乗り込んでいってしまった。残念![]()
過去1年半で何度と利用したお店へ最後になるであろう入店!のはずが、いきなり道を間違える
。失敬、失敬。
お店を発見すると、東京からの出張帰りの、これまたやんちゃな大先輩が前乗り合流している。
男性4人と20代女性でわいわいやるのだが、クライアントそっちのけで、これはこれで楽しめてしまう僕は幸せものだ
こういうお店を楽しめない人は結構、多いのだ。そして、これが仕事なんだから、言うことない![]()
今度はバンコクの祇園「タニヤ通り」にでも行ってみよう
勢い、京都から奈良まで帰らないといけない先輩が終電を逃すハメに
。おねーちゃんの手を握った後に、クラアントと最後の握手を交わし、僕ら2人は終電で大阪へ向かうことにし、今日一日が終わるのだった・・・・・。
深夜1時過ぎの大阪駅の静寂なる景色。会社の最寄り駅でもあり、日々、僕が乗降した大阪駅。誰もいないプラットフォームにいると、さっきまでの楽しさも空虚に感じ、少々センチメンタルになるのだった。
タクシーで自宅へ向かい、スーツを着たサラリーマン「ボンド」の最後の帰宅。とうとうスーツを脱ぐ時が来たのだ。僕にとっては第1次サラリーマン生活の終わるを告げるわけで、感慨深い。サッカー選手が引退してユニフォームを脱ぐと言うが、そこまでかっこいいものでもないけど、(ましてや旅人になるわけだが)、僕は最後にやりたかったことがあったのだ。
それは・・・・・・・
スーツをおもいっきり空高くに放り投げること!
海外の大学の卒業式や防衛大学では、卒業式で黒の帽子を宙に放り投げるが、まさにそれをしたかった。
僕の意地とプライドが染み込んだスーツ。いい意味でこれは僕の財産でこれからも持ち続けるものだ。
けれども、これから進む旅とその後の人生では、今まで僕が築いてきた価値観や世の中のスタンダードをぶっ壊し、誰がなんと言おうと、自分が納得できる新しい尺度で歩んでいく覚悟がいる。それは今日の先輩、クライアントと話しをしていても感じたことだ。価値判断にかなりのギャップがあることだって事実、それは分かっている。
このスーツを天高く放り投げる儀式。
古い殻を破り、新しい自分への脱皮をする儀式としようではないか![]()






