エジプト編⑦ (2006年5月3日)


朝起きて、向かう先はスエズ運河です。わざわざスエズまで行く理由は、僕は世の中のありとあらゆる境目に興味があるから。過去にはアジアとヨーロッパの境目であるボスポラス海峡、北朝鮮と韓国の北緯38度線、などなど、何かと何かを分け隔てる場所に興奮を覚えます。


カイロ中心北部の長距離バスターミナルへ徒歩で30分程度。これがまた分かりにくい・・・・。タクシーをお勧めします!


スエズに付くと、滞在時間が短いのでタクシーをチャーター。向かう先は1点!スエズ運河です!タクシーでポ-ト・タウフィークという一番でっぱった港にむかいます。


「あ~、タンカーが見える~。」「これがあの大動脈スエズ運河か~」 


見てもなんてことはないけど、境目評論家を目指す僕としては、いかにこの航路が世界で重要なのかをかみ締めながら、ぼけーっとしていた。境目ってのは地理的に重要なところが多い!




ゆっくとする時間もないまま、タクシーでバス・ターミナルへ戻り、一路、カイロへ!


ルクソールからカイロ入りしているヒデさんと、メナハウス・オベロイという高級ホテルで午後6時に待ち合わせをしていた。絶対に間に合わせないと!と思いながら、カイロへ移動。


くぅーー!時間がギリギリだ~。午後5時に市内へ着くものの、ギザのピラミッド前のホテルまでは1時間程度かかりそうだ。間に合うか!?僕は時間に遅れるのが、大嫌いなのだ。


ホテルのカウンターで10分前に滑り込み。部屋へ案内され、本当にジャスト6時きっかりにドアを開けて到着!


我ながら完璧なタイムマネジメントだった。海外の旅で時間通りに行動できたときは本当にうれしい!


そして、泊まったホテルはこんなとこ。






「あ~、なんて贅沢なんだ・・・・・。」 


ピラミッドを見ながらプールサイドでビールを飲むことが人生で起こりえるなんて・・・・・・。


「お父ちゃん、おかあちゃん、僕は今ピラミッドにいるよ! 僕だけこんなに幸せでごめんさい!」


(今の幸せが大きすぎて、申し訳なくなるときってありません?まさにそんな感じです。ちょっとした罪悪感というか、他の人にも味わってほしい気持ちも含めてだけど)


と言うと、横のヒデさんが


「ほんとそうだよ!」


と、いらない突っ込みをいただく。


そんな僕らも夜のディナーでは、


「あ~我々はなんと幸せな時を過ごしているのでしょうか!」


という名言を生み出し、人生最高かもしれない時間を過ごすことになった。