土曜の夜から、行きつけのバーへ繰り出す。ここ数週間の週末は外出が多かったので、今日は家でゆっくりと過ごし、夜もゆっくりと週末のバーを楽しめて、こういう日はかなり好きだ。アウトドアも好きだが、インドアなブログな日々?も好きになってきた。

夜も零時を回り、サラリーマン姿の40代の男性が着席した。少しして、店内は僕とその人の2人になったので、マスターと3人で話が始まる。

年末に僕が中東のドバイとオマーンに行くと話すと、その人は、「僕は2年間、ヨルダンに住んで仕事をしていたんですよ!」と話してくれた。

おーっ、かなりすごいぞ。そうすると、マスターが「この方はイスラム教なんですよ」と説明してくれた。

詳しく聞いてみると、ヨルダンで仕事を始めて半年くらいに、朝、二日酔いして出勤してしまったらしい。そうしたら、「朝から酒を飲んだのか!」と現地のヨルダン人の上司などからひどく怒られたらしい。それをきっかけに半年後、イスラム教徒に改宗したという。

「ちなみに、どうやってイスラム教徒になるんですか?」

改宗には、保証人が2人必要で、その2人が半年の間、禁酒をしているか?タバコはすわないか?などなどを監視するようだ。それで保証人からイスラム教徒としてOKがもらえた後に、サウジアラビアに改宗の手続きをしたようだ。そんな人がいるんだな~と、僕は興味津々で聞いていた。

日本に帰る前にはサウジアラビアにも観光に行ったらしいが、10年前には、サウジアラビアには商業ビザか宗教ビザを持っていないと入国できなかったらしいが、その人は宗教ビザで入国したらしい。

「日本ではイスラム教であることで制約を受けてるんですか?」 と聞く。

日本に帰ってからは、ラマダンの1ヶ月は、日中は水も食事も口にしないらしい。普段は普通な生活してるみたいだけど。

裏話になるが、「日本の大使館員は、なぜか日本酒を持っていた」、と不思議がっていた。厳格なイスラム国では、アルコールは持ち込み厳禁なのに。

まー、中東で2年も住むなんて、相当人間鍛えられるなと感じた。その人曰く、改宗後の1年半は酒も女も一切を絶ったと言っていた。逆に、そうしないと現地では仲間と見なしてくれないし、仕事なんてできないようだ。なんせ、そのオフィっスには日本人は2人しかいなかったみたいだし。

年末年始の中東旅行で少しでも中東を感じるような旅をしたいと思った。