一夜あけて、火曜日。お金が手に入ったのに、生活は同じで、相変わらずサダルストリート周辺だ。同じ店で食事をし、同じネットカフェに行き、同じパブに行き・・・・、お金のあるなしに関わらず、このサダルストリートでの生活が心地よいものになっていた。
これはまさしく沈没の傾向だ!
僕は今まで同じ都市に滞在する日数は多くても3日程度。普通は2泊だ。特にすることもないコルカタで4泊もしている。観光をすることもなく、だらだらと時間を過ごすことが多く、映画にも合計3回行ってしまった。
今日は航空券の手配が問題だが、日本のHISがタイ国際航空に交渉してくれ、それがなんと成功した。はっきりいって期待はしていなかったが、やれることは全てやってみるもんだね。
料金は8万円が6000円の手数料のみで済むことになり、早速、支店へ行き、水曜日の深夜便の航空券をゲットした。
航空券を海外でなくしたときには、日本の代理店に一度交渉してもらいましょう!
その足で、外国人登録事務所へ行き、確約されたチケットを見せる。
「今度こそ、正真正銘のチケットです。明日の深夜発のバンコク行きです。出国の許可をください!」
「分かりました。ただ、今日は上司がお休みです。上司の許可が必要なので、また明日の昼に来てください。たぶん、大丈夫だと思います」
おいおい、てっきり、今、許可のスタンプをもらえるとおもったのに、上司がいない!?そりゃーないでしょー。
だって、明日の深夜便なのに、明日許可が下りるなんて、このインドでは冷や冷やものでしょ。
しかし、どうにもなることではなく、また明日来ることを伝えて、その場を去る。
インドでは、本当に物事がスムーズに進まない、精神的にも何度も落ち込む。面倒なことも非常に多い。
万一、明日、許可が得られなかったら、航空券の手配も振り出しになるし、帰国が2日は最低でも遅れてしまう。
四方八方、手を尽くせと、父親からの助言をもらい、総領事館からのルートで大国人登録事務所に口裏あわせができないか?など、探る。
何か不都合があった場合は総領事館から交渉してもらうことも取り付け、明日の出国を願いつつ、いつものところで夕食、そしてパブでキングフィッシャー、最後はリットンホテルのバーでカクテルを。
あ~とうとう明日、帰れるだろうか。