朝起きると、外は大雨。今日は大学のオープンキャンパスなのに・・・・。と、自宅から1時間半かけて、到着。すると、以前に接待した先生が接待のときに話題になった本をプレゼントしてくれた。これはうれしかった。本当に素晴らしい先生だ。プレゼントしてくれた本の題名は
「超・美術館革命」
北陸の金沢にある金沢21世紀美術館についての本。正直、僕はこの美術館については知らなかったが、なぜ話題になるかというと、せいぜい年間5万人の来場がある美術館において、この21世紀美術館には開館初年度に年間150万人を動員したというもの。あのルーブル美術館の館長も視察に来たほど。
2004年9月開館から2年1ヶ月でなんと300万人の動員を達成している。それも人口40万人の金沢市で・・・。
本の中身は、年間150万人動員のための仕掛けを軸に様々なストーリーが展開されている。ちなみに筆者は開館1年前に迎えられた館長自身だから読んでいて非常に納得感がある。この館長の経歴も素晴らしいし、本当の頭の良さってこういうことだよね!って痛快に感じてしまうほど。集客のための戦略は、理論を飛び越えたところにあるな~と感じるし、なるほど、読むと確かに人間って、そうだよねって単純に納得させられる。決して難しくはない。
普通なら金沢市立美術館とするところを21世紀美術館としたのも一計なんだけど、具体的な施策としては、
- 最初にこども(小中学生)をターゲット
- 東西南北どこにも入り口がありガラス張りの美術館
- 体験型の美術館
- 地元の商店街などとの連携
- 市民ギャラリーや学会などのコンベンションの開催を通じての集客
- などなど
こうやって書くと、子どもをターゲット以外は、なーんだ、と思うかもしれない。こんなことは僕でも列挙できる。ある意味、論理的に考えれば誰でも発想可能。最近の仕事でも項目の列挙までは行くけど、その裏づけと効果を増す具体的実行策こそが、最も難しいと感じることが日々・・・・。
ただ、この美術館は、この項目を具体化する上で、一工夫も二工夫も知恵が使われているのが、すごい!
さて、普通なら5万人をどんな風にして動員150万人を達成したのか?気になりませんか?
子どもをターゲットに取り込むことで、今までの美術館に対するイメージを180度変えていく様は見ごたえ必見です。
是非、続きは読んでみてください。
