ルワンダから次はブルンジという小さな国に行こうとしていたが、たまたまルワンダのブタレというブルンジ近くの町でネットカフェに行きブルンジに行ったことのある旅人と情報のやり取りをした。
そのパッカーは年下だけど、今の私の危機管理能力でブルンジには行かないほうがいいとガツンと言ってくれた。
もっと下調べして服装もそれじゃあダメだと。
ブルンジには世界的な美しいタンガ二ーカ湖という湖がある。それを見ながら次の目的地であるタンザニアのダルエスサラームへ列車で向かおうとしたのだ。
旅先でヨーロピアンの旅人にブルンジの感想を聞いたが、特に安全に問題はないようだった。ネットで調べた外務省情報はかなり不安なものだったが、実際行ってよかったという感想を目の当たりにするとそんな不安も薄れてしまう。
アフリカ旅の終盤、最初はブラックアフリカンという人種さえ恐れていた私だったのにたった一人で危険かもしれない国に行こうとしてるなんて自信過剰もいいとこだ。本当は1人じゃ何もできないくせに、旅先で誰かがいつも親切にしてくれてるから旅ができているというのに。。
ルワンダまで来れたのもウガンダのカンパラで会ったビジネスマンが5日間も自営の仕事を休み、しかも日本に帰国する予定だったらしいのにずっと面倒見てくれて、遠くに車まで出してくれて、とてもスムーズに行動できたからだ。
特に頼んでいるわけではないが、私がそれだけ頼りなさそうに見えるということだ。そんな風にいつも親切にしてもらってるからこそ私の旅は安全で素晴らしい経験ができているのだ。
アフリカで会う人みんな口を揃えて忠告してくれた。アフリカなんてハードなとこ旅したいなら男の人と来なさい。もっと汚い格好で来なさい。などなど。
人が行って安全だったから、何もなかったというのは私にも当てはまることでは決してなく、しかも私は若い女性なのだから男の人とは状況も違ってくる。
ヨルダンのクリフホテルのサーメルが言ってたことを思い出した。「何でみんな危険なところに行きたがるんだ、もっと安全な国はたくさんあるじゃないか。」
確かにサーメルの言う通り、危機管理能力もないくせにそんな危険な国なんて行く必要はない。
もっと安全な国を旅すればいい。まだまだ行ってないところはたくさんあるんだから。
忠告してくれた旅人とのメールの後すぐに私は首都キガリへと戻った。そのままブルンジに向かえるようにわざわざミイラのある記念館までバックパック背負って見に来たのにまた先日泊っていた宿に戻った。
一晩寝たら明日の早朝バスでカンパラに行き、その足でナイロビまで戻ろう。
その日夜にキガリに着いた私のバス予約の為の移動、早朝にバスターミナルに向かう道、宿の従業員が女の子1人じゃ危ないからと心配してずっとついてきてくれた。
そうだ、この優しさを当たり前と思っちゃいけない。いつも現地人、旅先で出会う人たちの優しさが私の旅を後押ししてくれてる。
だからこそいろんな国を見てこれたんだ、私の力でやってきたわけじゃない。
自分が日本で心配している立場だとしたらどんなに辛いか100%わかってなかった。
何かあってもすぐに何ができるわけじゃない。ひたすら連絡を待つだけ。
自分の力を過信し、危機感を失くしていた自分を恥じた。
死んだら終わり、残された人達が悲しむだけ。
まだまだやりたいことだらけの人生、判断ミスで危ないところに行って死んだらもったいない。