DAY 2の続きです。

あれから嘘のように霧が晴れてきました。特に進行方向は晴れ確定のよう。これはうれしい。
同僚Yさんは、尾西避難小屋からこの先は未踏のルート。わくわくしていた。

ダイグラ尾根はまだ隠れてました。

羊雲。秋の空です。

天狗の庭。
あったかくなってきたのでレインウェアを脱ぎました。
当初は黒いパンツに緑Tの予定でしたが、前夜の山小屋が寒かったので黒いズボンを山小屋の夜用に回しました。二日目の夜もズボンは必要になる。
ズボンを一着しか持ってこなかったのでこれで汗をかくわけにはいかなかったからです。

ここらへんで、夏場に熊出没情報あったとか。

おや!

ようやくダイグラ尾根が姿をあらわしました。
あそこを登ったんだねえと
感慨深かったですね。

烏帽子岳までけっこう遠く感じた。
アミノバイタルと芍薬甘草湯のおかげだろうな。

御手洗の池。
あ、熊騒動あったのはこっちの方か。

なんどもダイグラ尾根を眺めた。
三年前もこんな感じだった。

ようやく烏帽子岳。
腹が減ってきたので行動食の柿ピーをばくばく食べます。残りが心配だったけど、同僚Yさんにナッツとドライレーズンを補充してもらいました。ありがたい。

稜線は、時折、冷たい風が吹く。
風の強さは、天くらAだけどB未満の風でした。

梅花皮避難小屋が見えてきた。
後方に北俣岳がどどんとたたずんでいます。


梅花皮小屋に到着。
いつかはここに泊まりたい。

小屋番さんはいませんでした。
そして、クーラーボックスの中にビールはありませんでした。あったら買ったんだけどな。

行動食を補給します。
「また、おんなじかよ!笑」
「友達かよ!」
またこんなことやってました。こういうのが面白いんですよ。

「豆大福もおんなじかよ!」
「友達かよ!」
行動食が偶然おんなじかよコントをやっています。二人は同僚であって友達ではないのです。
めっちゃおもしろ。

北股岳の登り。

石転びを沢を眺めながら登っていく。
こちいらもいつか登りたいところだ。
北股岳を登っていると、地元高校の山岳部と思われる学生達がワイワイキャッキャと下りてきました。跳び跳ねながら、駆け足で下りてくる。めっちゃ早い。
捻挫や怪我をしにくい年代なんだなと思いました。
「今だけだぞ。そんな下りが出来るのは。」
「俺にもそんな時があったな」
と胸の内で思うのでした。

10:25 北俣岳山頂に到着です。
約一年振りにやってきました。
尾西避難小屋を出て4時間30分ほど経ちました。

記念撮影を楽しみます。
上下が緑色になっちゃった人と、
途中までTシャツを前後ろ逆に着てた人。
笑える。

歩いてきた登山道を振り返ります。

北俣岳より石転び沢。

これから向かうルート。
まだまだ遠いな。

ここからは、去年の同時期(R7/10/6)に歩いたルートなので写真撮影は控えめに進もう。

しかし、それができたら苦労はしないのです。

紅葉がきれいでついつい撮ってしまいます。
困ったやつだ。

北俣岳を振り返る。

左手に門内岳、中央に門内小屋が見えてきた。

11:30 門内岳山頂。
さわやかな青空です。

門内岳避難小屋到着。
同僚Yさんに山旅のBプランを提案してみた。
「2泊3日の行程なので、ここに泊まって明日ゆっくり丸森尾根を下ってもいいよ。その方が楽だし」
結果、却下された。
なんでも俺を朳差岳(えぶりさしだけ)に連れていきたいと仰せだ。

小屋に熊目撃情報あり。

そして、小屋前に熊スプレーがあった。
落とし物か、小屋の貸し出しものか。

鐘を鳴らして出発です。
門内小屋からもダイグラ尾根はよく見え、とても眺めがよいのだ。ご来光も夕日を見るにも良さそうな立地。いつか泊まって見た居場所だ。

稜線の西斜面の紅葉が赤みをおびてきれいでした。
去年もきれいだったな。

きれいだけど、さすがに疲れてきました。
まだまだ先は長い。

11:55 胎内山、到着。
スタートから6時間経過しました。

梶川尾根の草紅葉が美しい。
ここを下って帰るプランも魅力的だったけど、同僚Yさんは、俺を朳差岳になんとしてでも連れて行こうとしている。

扇の地紙。
梶川尾根との分岐点。

次なるピークは地神。
けっこうまた長い。

急がず、ゆっくり登っていく。
足をつらせないよう維持です。
2泊3日は余裕があるようで、歩ける足を残しておかないとダメなんだなと気づきました。

12:30 地神山、到着。
足の裏もつかれてきました。

尾西避難小屋で買った600円のCCレモンがおいしかった!復活です。

北俣岳、門内岳を振り返る同僚Yさん。

右手のピークが地神北峰。
そのまま下ると丸森尾根。翌日の下山ルートだ。
これからは、地神北峰の分岐より、左手に進み、頼母木山を経て、頼母木避難小屋に泊まる予定です。
同僚Yさんが撮ってくれた。

12:55 地神北峰、到着。
翌日、三日目の天気が雨確定だったので、予定を繰り上げ朳差岳(えぶりさしだけ)へ行くことになった。

朳差岳は、写真中央の一番後ろの山。
ん~。これはけっこう遠いぞ。
コースタイム片道3時間30分だ。
同僚Yさんは何度か登ったことがあるようだ。

岩場を少し下りてから、草紅葉のゆるやかな登り。

13:25 頼母木山、到着。

振り返ると地神山の存在感がすごい。
稜線だったので気づかなかったが、どどんと迫力がすごい。

左側に赤い屋根の頼母木小屋が見えてきた。
朳差岳は、そこから右に見える山だ。

往復時間を考えて、14:00まで頼母木小屋を目指す。ちょっとペースをあげてしまったっけ。
さすがに腹が減ったので昼飯がてらパンを食べました。
先を急ぎたいときは、こういうすぐ食べられるものが良いね。お湯を沸かしたら、時間がかかってしまう。

あれが目指す、朳差岳。

アタックザックに水と行動食を詰めて出発。
今まで約14kg背負っていたので軽い軽い。

足早に朳差岳を目指します。
同僚Yさんにペースを引っ張ってもらいました。

14:30 大石山。
ここからコースタイムは1:50。
まだそんなあるのか。

足の松尾根登山道は閉鎖中。

また下って、また登る展開だ。
今度は俺が引っ張る番のようだ。
見ため的にもぐっと登るやつでした。
急ぎすぎず、ゆっくり過ぎず、一定のペースで登っていく。けっこう急な登りでした。

また下がって、ぐっと登る展開のようだ。
定期的に山に登っている同僚Yさんもさすがに疲れがでてきてた。ペースは早いが立ち止まる回数が増えていた。

雨がパラパラ。寒い風が吹いてきた。
空もくらくなってて、心細くなりそうな空模様。

お!
ようやく朳差岳避難小屋が見えてきた。
つかれが一瞬で飛んでいく。

その小屋の向こうが朳差岳山頂のようだ!
15:45 ようやく朳差岳にたどり着きました。
いや~長かった~。
本日の宿である頼母木小屋までのコースタイムは2時30分。あれ、時間的な余裕はないぞ。
往復で3時間で行けると言われて来たんだけど。。。
長くなるのでつづきます。


















