飯豊山に無事に登頂し、この日の宿泊予定地である尾西避難小屋を目指していました。山頂に登頂できて安堵したのか少し疲れが出始めていました。

雪渓近くには熊が高山植物を食べにくると事前情報があったので、警戒して歩いていました。最近は、山や山麓に限らず、町中でも熊による被害が多かったので警戒しないわけには行きません。

ダイグラ尾根を横目に下ります。

次なる小ピーク。大したことない登りだけど、すでに10時間も慣れない荷物を背負っていたのでゆっくりペースでした。

駒形山。

尾西避難小屋はまだまだ見えません。
左手の雪渓が見えてきたので目を凝らします。

笹藪の登山道。
こりゃ熊がいても分からんな。

振り替えるとこれまで歩いて来たルート。
夏山に間に合ったのがうれしく思いました。

尾西避難小屋はまだ見えない。
雪渓がまた見えてきた。熊はいないようだ。

看板が出てきた。
斜度は大したことことなかったけど、やっぱり疲れが蓄積してました。

お!やっと尾西避難小屋が見えてきました!
なかなか長い道のりでした。

同僚Yさんは気づいていない!
「Yさん!Yさん!熊!熊!熊がいる!」
と伝え、同僚Yさんも存在に気づきました。
熊はこちらに気づいてました。
こちらに向かってくる気配はなさそう。
ちょっと油断した!疲れで警戒を怠ってしまったようだ。
目視では、上の写真ほどの大きさに見えた。

カメラで撮影するとけっこう引きで遠くにいるように写ったようです。

同僚Yさんは、初めての熊だったようでちょっとビビってた。

ズームで撮影。でかい。
胴体が長い。

何か食べている。

食べている。

こちらの存在には気づいている。
向かってくる気配はないが、困りました。

熊がいるところは、水場の近くだったのです。
水場に向かう登山道の近くに熊がいるのだ。
これは、どうしたものか…。

居座っている。

熊スプレーあるとはいえ、このまま水場に向かうことはできない。同僚Yさんも小さい催涙スプレーを持ってきてたが、ありゃ効果ないだろう。

小屋に向かい小屋番さんがいたので、熊がいたことを報告。小屋番さんも、困った感じでした。ここ最近ずっと居座っているらしい。雪どけの高山植物、イワイチョウなどを食べにくるらしい。
同僚Yさんと相談し、水場に向かうのはあきらめ、小屋番さんから水を売ってもらおうと話ました。
ありがたいことに小屋番さんも、今日汲んだ分の水があるから使ってと言ってくれました。

その後、小屋番さんが花火で熊を移動させました。
この日、朝も花火したそうで二回目の花火だった様子。

熊は、花火の音に驚き斜面を猛スピードで駆け下りていきました。両手両足で足場の悪い斜面を移動していく。

よく見るとまだ居座っている。
黄色い葉っぱのところだ。

カメラズームで確認。

居座っているみたいです。
AIによる分析では、
体長は推定100~120cm。
40~70kg。
耳が大きく見えるのは幼い特徴だとか。
比較的若い個体では?とのこと。
もっとでかくも見えたけど…。

翌日の大日岳アタック。熊の存在が気がかり。
行けるだろうか...。



