バイキングで食べすぎてしまい腹が苦しい...。ちょっとでも仮眠したかったが、苦しくて一寝することできなかった。


8:30 そんなわけで、予定より30分ほど繰り上げて出発することにしました。
室堂には登山者とBC勢がちらほら、インバウンドのみなさんもいました。バスの一便が到着した模様です。


さあ、出発です。


気になるパーティーは、食い過ぎて腹がまだ苦しい俺。
せっかくならばとスノーボードを持ってきたのだ。決まったのは数日前のことでした。


そして、当初は雷鳥だけ見れれば良かったカミさんです。
まさか登山することになるとは、思ってもみなかったようです。大変ですね。


そんなカミさんは立山でアイゼンデビューすることになりました。
事前リサーチでツボ足でも行けることが分かっていたけど、念のためにとアイゼンを持ってきてたのです。
久しぶりのアイゼンでしたが、ハメ方忘れていませんでした。


快晴、無風。
初っぱなからロンTとTシャツで大丈夫な天気でした。


心配していたカミさんの膝も痛みなし。大丈夫そうです。
ゆっくりゆっくり進みます。


このルートは夏に登っているので頭に入っています。
そして、一の越より上は雪はないとのこと。


天気が良いのでカミさんもごきげん。
焦らないでカミさんのペースで登って行くことにしよう。


ゆっくりゆっくり。夏道より登りやすいルートでした。
全般的に斜めってるのでスノーシューはちと登りづらかったですが。


「今日はシリセード日和だね」
「どこを滑るの」とか、またもカミさんはいろんな人に話しかけられていました。笑


ここからちょっと登りだ。
普段、登山しないカミさんにはやっぱりきついか。


スキーヤーとスプリットボーダーが登ってきた。
かっこいい。そして、よく見てたらあることに気づいた。スノーシューに比べ1歩分が早いと言うことに気づきました。
そういうことだったか。


ハイマツあるところは、雷鳥を探さねば!


ここにはいませんでした。


一の越山荘が見えてきた。
休憩しながら行こう。


振りかえれば絶景です。
スノーボードはいいけど、ソリはちょっと大変ぽいかもなと二人考え始めました。


ソリでスピードを制止した際に、左膝に変な力が加わってもまずい!そんなわけで、ソリをも持ってきたけど使わない選択肢を選ぶことにしました。

そして、どうやらカミさんは、もう一つの選択を決めていたようでした。


祓堂?屋根まで雪で埋まっています。
確か夏に休憩した場所です。


もうちょっとだ。


ここから夏の登山道が出ていました。


アイゼンとスノーシューを脱いで登っていきます。


一の越山荘到着。
長めの休憩をしよう。ここからは、雪のない登山道、コースタイムで1時間10分ほどだ。ゆっくり行けばもんだいないよ。

と、思っていたのだが、
カミさんはここでのリタイヤを申し出た。
「今のところ膝は大丈夫。でもこれから山頂に行き、そこからの下りが心配だと...。待っているから一人で山頂に行ってきていいよ」と。。。

ええぇぇ!?


ここまで来て、カミさんを置いていくことはできない。
何のために二人で来たのか...。往復で2時間はかかる。

数分、ここでやめよう。行ってきて。
の押し問答を繰り返しました。

このブログの主人公としてカミさんを一人残して登り、登頂を喜ぶことなどできるだろうか。いや、それはダメだ。社会的な立場、世間体、何よりこのブログの主役のオレがカミさんを一人おいていくことになるのはまずい。
今まで誠実さを売りにしてきたからね。そうはいかないのであります。笑

しかし、カミさんは待ってるから行ってきて!
と繰り返しました。


「分かった。行ってくるよ。」
苦渋の決断です。
途中で雷鳥探しでもするんだぞ、
と声をかけて出発しました。


岩岩の登りが始まる。
心配していたスノーボードブーツの登りでしたが大丈夫そうだ。


一部、前々日の降雪あり。
凍結していなし大丈夫そう。ほっ。


振り返えって、一の越山荘。
けっこう高いです。


気持ち急いで登っていこう。


スノーボードが重いが数人追い越して行きました。


三の腰到着。
さすがにちょっと風が出てきたがまだ穏やかです。


おお!高けぇ。


辺りの山々が気になるが調べている時間はありません。


お!雷鳥の足跡だ!


社務所が見えてきたら山頂は間も無くです。
どの登山でもこの瞬間がうれしいですね。


立山(雄山)山頂はまもなくです。


立山雄山神社の社号も埋もれています。


鳥居を通過します。
スノーボード背負っているので、横から通過ですね。


あそこだ!
ここからの登りはちょっとこわかったが、問題ありません。


雄山山頂到着。
3003メートル。


山頂の記念撮影とコミニュケーションを楽しみます。


あたりの山々。
名前も調べたいが時間がない。我慢だ。


富士山を確認。


そして、黒部ダムを確認。


「山崎カール滑ると気持ち良いよ」
とBCスキーヤーが教えてくれました。


さあ、帰らねばなりません。


ほんとうは、ここでランチの予定でした。
山形からわざわざジョッキ持ってきたけど空振りです。
まあ、しょうがないですね。


空ジョッキでカンパイ!


雪解け始まっています。


まだまだここにいたいけど、そうも行きません。
カミさんを待たせているので帰らなくては!


また来ます!


帰りは黄色いペンキをたどって下っていきます。


と、ここで予期せぬ出会いがありました。
またテーマを変えて紹介します。


急いでいたはずでしたが、時間をかけてしまいました。


そして、ここでもまた予期せぬ出会いがありました。
長くなるのでやっぱりテーマを変えなくてはなりません。


ふー。ようやく一の越山荘まで戻ってきました。
無事にカミさんと合流です。


ここから、いよいよ滑走です。
といっても、カミさんは歩きなのでおいていくわけにはいきません。距離を保ちながら下山しました。




雪も滑る雪で気持ち良かったです。
まさか立山を滑る日が来るとは思っていませんでしたからね。


心配していたカミさんの膝も大丈夫でした。


無事に下山です


下山したら腹が減ったので遅いランチにしました。
富山のコンビニ昆布おにぎりと甘金丹と萬富也。
うまかった。


カンパイです。


室堂が見えてきました。


最後の雷鳥フィギュア。


無事に下山です。

下山おのバスがどれくらい混雑するのか分からなかったので早めに下山したというわけです。
ホテルが荷物を預かっててくれたので、最後のパッキングをさせてもらいました。これは助かりましたね。


めっちゃ人がいます。驚


迷わずバスのところへ並びました。
やっぱり、スノーボードのバックが重くて大変でした。


無事にバスに乗車できました。


外ではたくさんの方が大谷ウォークを楽しんでいました。


また来るね。劔岳。
この後、睡魔が強襲、しばし寝落ちしました。


ケーブルカー乗り場も激混み。
連日の睡眠不足と、やっぱり荷物が重くて大変でした。。。


なんとかケーブルカーも乗車。
荷物があると立ち乗りの場所がやはり楽でした。


階段を気をつけておりよう。


立山は混雑がすごい。

バスと、ケーブルカーを降りて始めてほっとしますね。
ここらへんの段取りは全てカミさんがやってくれてとても助かりました。


とにかく荷物が重かった。前と後ろに背負ってました。
荷物をいったん車に置きに行き、おみやげを買いにまた戻ることにしました。


無事に帰還です。
おつかれさまでした。


静かになった立山駅。


おみやげを購入しソフトクリームがおいしかった!


さらば!立山駅。
また来るよ。


名残惜しいが立山駅を後にしました。


雷鳥の看板。


山旅もいよいよ折り返しです。

帰りたくはないけど、全ての条件が申し分なかったので思い残すことがありませんでした。なかなかない山行となりました。


もうちょっと続きます。