樹氷がとけて、落ちてしまう前に早く行かないと!
そんな焦りもあった刈田岳でした。
何度も言うが、毎年そんな焦りと共にあるのです。

オレだけ?


さあ、まとめです。
今回は色々思うことがありました。


①焦りは禁物!


先日、仕事中に車をぶつけてしまいました。お客様宅への訪問予定時間に遅れが生じ、焦りの気持ちがありました。駐車しようとした環境はやや狭く、他の事業所の車が先に停まってて、そして邪魔な場所に停まってたのだ。バックで停めるには切り替さないといけない、狭いので何度か切り替えしていたところに後続から車がやってきた。さらに焦り、慌てて...。

ガツン!あちゃ~

車の事故というのは、8割は判断ミスと認知ミスによるものだそうだ。人為的ミス・ヒューマンエラーでもある。「すべきことをしなかった、またはすべきでないことをしたなどの人間の行為によって、意図しない結果が起こること」らしい。
今回の事故は、余裕のなさ、焦りにより、後方確認が不十分となり判断ミス・認知ミスへつながったのです。

この焦り、人為的ミス・ヒューマンエラーは山登りやスノーボードにおいても意識しないといけないなと強く感じたところでした。



②天くらAに注意!


馬の背稜線上。天くらAにつられた人々。(オレも含む)
視界は悪いが、風はそれほど強くない。Aの風の強さ。
十分行けるとオレは確信。
過去にも同じような天気で登ったことはある。

判断ミスはないか。
認知ミスはないか。
ちょっと考えなくてはだ。



③ホワイトアウトに注意!


馬の背帰り。
個人的に一番気をつけているポイント。
登りは、山頂を目指すため、ついつい帰路の確認が抜けがち。このように天気が悪いとポイントを見失うとかなり焦ってしまいます。(過去に経験あり)

「大丈夫!過去になんども登ったことあるよ!」
よく言ってるこのセリフ。
知識、経験あるんだろうけど、こういうこと言う人には気をつけなくてはいけません。(オレのこと)
人ですからね。



④遭難、低体温症に注意


同日、地蔵岳付近で遭難が数件あったそうです。
いずれも無事に見つかったらしいですが、低体温症になられたとか。
道に迷い、そこからの焦り・恐怖はいかほどだろうか。
よく寒さに耐えることができた。
ホワイトアウトの怖さ。恐ろしい。
何度も登っている蔵王、刈田岳。慢心せず登山とスノーボードを続けたいと感じました。





☆山頂ビュー




刈田岳
日時 R6/2/7(水)
天気 晴れ→真っ白
風  まあまあ。強すぎず。
気温 -6℃→-4℃(駐車場) 最高気温6℃
備考 43回目の刈田岳
   平年並の気温だとか


マンサクも暖冬の影響で10日ほど早く満開に。






緩やかながら西高東低の冬型の気圧配置が続く見込み。日本海側は曇りが多いでしょう。太平洋側は晴れるでしょう。天くらAに期待しちゃったんだな。



うわうわ…、来週気温が上がっちゃう...。
急がないと!!!

焦りが止まらないっっ!!








焦りや恐れは、ダークサイドに・・・、
そして、ヒューマンエラーにもつながるのじゃ。