飯豊山越しに昇ったご来光を天狗岳で拝みました。
なんまんだぶ。なんまんだぶ。

きれいだけど、山越ではなく水平線から眺めるのが一番きれいだろうね。


ダイグラ尾根と俺。

日が昇ってくると、徐々に気温が温かくなってきたたので、レインウェア上下脱ぎました。


これから向かうルート。
未踏の烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳、門内岳を越えて梶川尾根を下ります。
先がまだまだ長いなぁ。


大日岳方面。かっこよい。
未練がないと言えば嘘になる。
でも行ってたら疲れたはずだ。


さぁ帰ろう。


天狗の庭。


地糠があった。
天狗が遊んでいたのでしょうね。


稜線上、ところどころ電波が入りました。

心配し過ぎるカミさんに心配かけないように現在地をその都度報告してました。安全報告をまめに行えば今後も自由に山に行けるぞという魂胆もあったからです。ゲホゲホ...、いやほんとに心配させまいという気持ちからの行動でした。

ラインを見るとカミさん、昨夜38度の高熱を出したとのこと。抗原検査は陰性だったと。
むむむ・・・。心配かけ過ぎだろうか。
いや、先週仕事も忙しかったし、その疲れとストレスからじゃないだろうか。。。
カミさんは、仕事の休みをもらい発熱外来に行く段取りとなったようだ。


先を急ぎます。
とりあえず無事に下山しよう。


お手洗いの池。


きれいな池があるが長居せず通過しよう。


ダイグラ尾根、いつ見ても素晴らしい。


日差しが出てきて、残暑の暑さが復活した。
烏帽子岳への最後の登りがきつい。

きついけどこのコースで足をつることは一回たりともなかったよ。


トリカブトが群生していた。


またダイグラ尾根を撮っていた。


これまで歩いたルート。
左側ピークが御西で、右のピークが行かなかった大日岳だ。


ようやく烏帽子岳山頂が見えてきた。


烏帽子岳に到着。
コースタイム3時間は長いねぇ。


腹が減ってきたので朝食です。

小屋で作ったけど、腹がまだ起きてなくて食べれなかったやつ。袋タイプだったので弁当のようにここまで携帯することができた。あったかくはないけど、これは使える!


先を急ごう。
まだまだ長丁場だ。


手前が梅皮花岳ピーク。
下ったところに小屋が見える。
どうやら、またそこから北股岳へ登り返すようだ。


梅花皮岳、到着。

ズボンとゲイターが暑くて、脱ぐことにした。
昨日のハーパンにチェンジです。
この衣類調整はうまくいきました。快適です。


梅皮花岳小屋と北股岳。

けっこう登るイメージだな💦


と思ったがコースタイムで40分。
千歳山登るようなもんかと置き換えるとハードルは下がりました。
伊達に10年も山登ってねーぜ!

思いつきだけど。笑


梅皮花岳避難小屋到着。


水場をチェックしていこう。
ここは、じゃぶじゃぶ出てました。500ミリ補給。


こちらも小屋番さん不在でした。


そして、ここがかの有名な石転び沢か!

実は今年、「石転び沢BCに行きたいです。もしご一緒できたら。」って、きんぎょさんにオファーを出したんです。

同行者やお友達との兼ね合いもあったりで保留となったわけなんですが、そりゃそうだ。
なんと後日「行きませんか?」と誘って頂くことができたのです。

ただ、その日は残念ながら仕事でしてね。
ご一緒することはできなかったのです。


そんなことを思い出しながら、
千歳山じゃなくて北股岳を登っていきます。

山の縁に感謝です。


石転び沢。
めっちゃ急じゃねえか。驚


横撮りだとこんな感じ。


北股岳(2024.8m)到着です。
立派な鳥居がある。


また下って、ゆるやかに登るようです。

遠くに赤い社が見える。
門内岳だ。


門内岳から西へ伸びる尾根。
こちらは、廃道...のようだ。


ゆるやかに稜線を歩いていく。


門内小屋が見えてきた。


門内岳山頂。(1887m)
赤い社。

右に見える山々は歩いてきたピークたち。


そして、これから下りる梶川尾根。


たどってきたルート。
スマホのバッテリーが50%を切っていたが、撮影が止まらなかった。


門内岳避難小屋。
小屋番さんは不在でした。


水分は十分間に合いそうだけど、水場を見に行くこととする。五、六分らしいし。


しかし、門内小屋からの眺めもすこぶる良い!

ここから見るご来光もきれいなんだろな。
感動した。


5、6分かけて来た水場の水は...

ポタ…。

レベルでした。全然溜まらないレベル。
今年の水場は大変です。
撤収です。

来た甲斐なかったな。


しかし、水場からの眺めは良い!

来た甲斐なかったとは言わせない。


登り返す門内避難小屋。

空が秋の空だ。


管理棟に寄っていこう。
あれ?ここヨーキさんがソーメンごちそうになってたとこっぽい。違うかな。


水場は右の登山道を登ったとこ。

左の登山道は、胎内山を越えて、梶川尾根への分岐へ向かうルート。


ゆるやかに登っていけそうだ。


振り返っては絶景。


胎内山


梶川尾根の分岐にたどり着いた。
写真に写るは、地神山、頼母木山方面。


標注が倒れている。


地神山、頼母木山方面。
丸森尾根コースへ降りれば寄れないことないけど...。さすがに疲れてきたので、大人しく梶川尾根より下ります。


ダイグラ、飯豊山、梅皮花岳、北股岳と一望。
眺めが良い。お別れです。


これより、梶川尾根を下るよとカミさんに連絡する。

すると、カミさんより、発熱外来受診し、コロナ、インフルエンザ共に陰性だったと連絡があった。
とりあえず良かった。なんの熱かは分からないが...。

後は、無事に下山するだけです。


気をつけていこう。


絶景過ぎて、またもなかなか進まない。


梶川峰。


ここで、腹が減ったのでコーヒーとチョコチップメロンパンを補給。
メロンパンはパサパサで水分もっていかれる。
そして、この後、胃もたれしてペースダウン。2日目ってのもあると思うが、今後山にメロンパンはやめておこう。


石転び沢を眺める。
登ってみて始めて、立地が分かるね。


横で撮るとこんな感じ。


ダイグラ尾根も横から見る。


梶川尾根も激下りし、標高さげていく。
いやぁ、長い長い。

日射しも強く、やや暑さに負ける。
疲れも出てきました。


五郎清水にたどり着いた。

ここまで、勝手に飯豊連峰の水場チェックをしてきたわけだが疲れたので五郎清水に寄るのはやめにしました。

五郎さんには悪いけど。
俺も疲れてきたのよ


滝見台。


石転び沢の眺めが抜群です。


横から撮影。
バッテリー30%位なんだけどね。


湯沢峰。
ここに来るまで、登り返しがあった。ふー


まだまだです。
梶川尾根の登りもなかなか大変そうだ。


湯沢峰からダイグラ尾根。

左に見えるは地蔵山かな?すると、向こうを回って切合に行くって感じかな。


足も疲れて棒になってきました。そして、右足甲の痛みも出てきて、このあたりちょっときつかったです。

ケガをしては、大変なことになるので最新の注意で岩場や根っこを降りていきました。


でっかい木。
下に玉川と飯豊山荘が見えて来ました。だいぶ降りてきたことを実感しますが、そこからもまだまだ下りです。ふー。


15:10  ようやく下山です。
ふー。つかれたー。

日没前に余裕をもって無事に下山です。


通行止めゲートに戻ってきました。
ほっとする瞬間。


長い山旅でした。
さすがにへろへろです。


感無量。


この後、飯豊山荘に立ち寄り。


汗を流しました。


あ!ヨーキさん!


15:45  気をつけて帰ろう。
ちょっと眠いし。


途中で見つけた倉手山登山口。
残雪時期、飯豊山の眺めが良いとこだ。

要チェックや。


梅皮花荘もまた訪れたい。

帰るのが惜しいけど、日常の世界へ。


途中、民宿の越後屋で何か食べて帰りたかったけど、残念ながら準備中でした。あきらめて帰ります。

18:15 無事に帰宅しました。