前日、10時に就寝。
4時間は眠れる計算だったが、毎度毎度、興奮してか眠れないので、行動食用のおにぎりを爆食いして眠りについた。笑


2:30 出発です。
眠れたか、眠れてないの間をなんとか寝てたような感覚。いつもに比べれば眠れてる方でした。


夜が明けるにつれ、雲のない朝が広がっていく。


鳥海小学校より、本日のお山を確認した。


鳥海グリーンライン橋の上でご来光を迎える。


そして、念願の鳥海山が近づいてきた!
朝陽を浴びて輝いている!


うおー!でかい!
何度も登ってるお山だけど、畏怖の念を感じる瞬間でもある。

ちょっとビビってもしまうけど、念願の鳥海山BCにビビってはいられない。

日和ってるヤツいねーよなぁ!なのである。


5:15 祓川駐車場到着。3℃
すでに第一駐車場は満車状態。俺もトミーもなんとか間に合った。

仮眠はどう?と聞くと
「必要ない!」と返ってってきた。


ずっと見たかった景色。
雪は少ないみたいだが、やっぱり最高だぜ!


湖面が氷っていた。
昨日も天気が良かったので放射冷却で冷え込んだのだろう。


6:10 さぁ出発です。

今回の相棒は友人トミー。
残念ながら友人クリケットは昨年に続き考えることあって不参加を表明した。

う~ん、残念...。
三人で登れるのもまた難しくなってきたようだ...。


今回も牽引スタイルで登っていきます。


おや!クラック!?
と思ったら祓川神社の池が解けたようだ。


風はほぼなく、日射しがあったかい。


最初の一登りを終え、暑くてたまらんくなり、すぐにロンTとTシャツになった。快適である。


途中のクラック。いつもできるとこだ。


天気もよいので、ルートを猿倉よりに緩やかな斜面をまいていくことにした。


ダケカンバ君。


七ツ釜避難小屋が見えたところで小休憩。


ふー…。


ランニングしてることもあり、ペースも良い感じ。


更に左に巻いて登っていこう。


天気も良いし、新しいとこ開拓したいね。
と話が弾む。


だが、斜度が出てきたのと、シャバシャバシャしてきたのでずるずる滑る。


やや登りに苦戦し初めたので、トラバース気味に真横に登っていくことにした。


写真では伝わらないんだよね~。


良さそうな斜面につられたようだね。笑


帰りはあそこ滑ってみるかと話が弾む。


ペースは良い感じ。


ラムネ休憩。


順調です。


斜度が出てきた。


日本海と男鹿半島。


九合目を越えたあたりで、お腹が減ってきた。笑
どうやら俺の腹は2時間しか持たないようだ。


舎利坂を登る前に休憩を申し出た。
カレーパンを食べさせてくれ。


そしてカキピーも。
ここから、もう一踏ん張りです。


ランニングで体力ついたようで、息切れすることなく、余裕で登ってこれました。
しかし、大腿に疲労が出始め、少しずつ足が止まる。

走る筋肉と登る筋肉は違うんだなぁ。


日本海と友人トミー。
ちょっとずるずる。


珍しい眺め。
いつもは、友人トミーの後ろを追うかたちになっていたので、上から彼を見下ろすのはとても新鮮でした。


もうちょっとだ。


最高である。


雪解けによる穴が空いていた。
60センチくらいだったか。


トミーは膝の痛みが出始めた。
聞けばサポーターもしてないとのこと。

ワークマンのサポーターは安いし、俺も使ってる。試すと良いよとおすすめしといた。
ワークマンのじゃなくてもいいけどさ。


歩き方を変えて、痛みの対処というか落ち着き始めたのでまずは良かった。

体力の衰えと年齢には抗えないからね。
うまく付き合っていくしかないのだ。


七高山はめっちゃ人がいた。

この日、きんぎょさんも鳥海山に登っていることを知っていたので探しながら歩きました。
午前3時に登ると言っていたのでもっと先に行ってるはず。


新山方面。
ちょっと雲が出てきた。


9:40 外輪まで来ると、風が強く吹いていた。


岩陰に隠れ、ジャケットを羽織る。


月山がわずかに見えていた。
久しぶりの山頂にトミーもテンション上がっている。


スノーボードをデポし新山を目指します。


滑落に注意し降りていきます。
アイゼンなくても大丈夫でしたが注意ですね。


最後の登りです。
スノーシューを履いていく。


左手に新山ピークが見えてきた。
雪も積もっててあってあっという間。夏より安全かもね。

スノーシューを脱いで最後の登り。


10:15 来ました!鳥海山山頂です!
ちょうど4時間位。

ちゃんと思い出すと、夏山の鳥海山は来てました。笑。鳥海山BCとしては4年ぶりの山頂です。


一人足りないけど、
またここに来ることができました。
うお~!感動!

ありがとう!トミーよ!


きんぎょさんは、ここにもいなかった。
う~ん、どこだろ?
きんぎょさんは、鳥海山のいろんなとこ滑ってるから、こりゃ見つけんの難しいかもなと思い始めた。笑


10:30 岩陰で風をしのいでランチタイム。
重たいけど、またノンアルビールとジョッキを持ってきた。
「持ってくると思ってたよ」だって。


まぁね!笑


カンパイ!


新山北面。
他のスキーヤー達が北面のコースをチェックしていた。


ここから、滑るのか!?
おそらく我々には縁はなさそうだが、一応チェックしといたよ。


11:20 七高山へ。
めっちゃ一人がいる。残念ながら、きんぎょさん達の姿はここでも確認できなかった。


残念ですが、そろそろ帰ります。


セルフィーの準備でもたついた。




うおー!気持ち良い!
ストック一本縮まらなくなって、アンテナみたいになってしまったが、やっぱり気持ち良いー!




トミーも4年ぶりの鳥海山を楽しんでます。
やっぱり舎利坂の角度と日本海バックが絵になりますね。


滑りはあっという間だ。


猿倉コースよりに降りていきます。


少しずつ祓川よりに降りていく。


11:50 GPSを確認すると、だいぶ猿倉よりに滑り降りてきていたことに気づく。
軌道修正しつつ降りていく。

ここから、祓川へは谷間を越えなきゃいけないことが分かった。


谷間を越えるのはリスキー。
猿倉登山口へ滑り降りて、道路を歩いて祓川登山口へ戻るプランをトミーに提案した。
おそらくここから滑って10分もかからないであろう位置にいたし、幸いなことに猿倉登山口に滑り降りていくスキーヤーや、ボーダーもたくさんいたからね。


ところが、トミーの奴は道路歩きが嫌だと首を縦に降らなかった。猿倉に道具をデポし車で取りにもどれば楽じゃないか!と何度か提案したが、それでも、道路歩きが嫌だと。

トミーの奴は登り返して、祓川に滑り降りるプランを押してきたのであった。
意外と頑固なとこあるんだなと、初めて思ったよ。
推測でも一時間は登ることになるんだけど、彼は首を縦にふらなかったのだ。


そんなわけで、登り返すこととなったのだ。


ふー。きっつー。


休憩。
水分1リットルは飲みました。いつもは下山あっと言う間なのでこんなに飲まないが、多いに越したことはないのかも。


気温がゆるんで、シャバシャバと緩んだ雪がボードに乗ってきて、とても重かった。
牽引スタイルの弱点だな...。


浸入禁止ポール「×」ゾーンの上まで来ました。
ここは、登る時に確認済み。


14:20 七ツ釜避難小屋のちょい下。
御田だったかな、ようやくここに来ました。

結局、2時間位登り返してました。


ふー。この頑固者め!
疲れたわい!笑


最後の、祓川神社上の藪のところで、抜けるところを間違えたか、左手に出た。
ヒュッテが右手に見えるところ。

たしか、前もここに出た記憶がある。


ふー。


14:35 無事に下山です。


前に刈田岳登ってた時に、友人クリケットも同じ構図で撮ってたな。笑
三人でギターセッションしたかったよ。


15:00 15℃
他の車はおおかた撤収してました。
我々も撤収です。


驚くことに路駐組も多かったようですね。さすが人気のお山だ…。
ちらほら明日の前泊組もいました。


さあ、帰ろう。


ゆっくりしたいけど、明日仕事だし!


ふきのとうがいっぱい出ていた。


新緑がきれい。


百宅そばのところより。


真室川新庄インターから、びゅーん!

この日、月曜から夜更かしでお馴染み、昔のドラえもんの声優、大山のぶ代さんの声とそっくりな木村かよさんが真室川祭りに来ていたそうな。
もうちょっと早かったら寄り道できたな。残念!


18:20 日没前に無事に帰宅しました。