続きです。

登頂してないのに例によってすご~く長くなっております。笑


4:00 起床。
ヘッデンをつけ、支度を始める。
暗くて登山口がどこか分からなかったが友人トクさんが調べてくれていた。ありがたいね。

友人トクさんは、匿名希望にて通称トクさん。
写真も事務所NGなのです💦


4:17 おにぎりをむしゃむしゃ、ほお張りながら登山口到着。


分岐。
この分岐はヤマップになかったが、地図にはしっかり載っていた。


気温は21℃ほど。
この日は猛暑予報、夜が明ける前に標高をかせがないと。


瀧山先生に鍛えてもらっていることもあり、順調に登れている。
対する友人トクさんはペースが上がらない💧


小休止しよう。

睡眠不足と暑さ、それと朝方食べたパンだっけか?が不調の要因のようである。
消化不良か?


空が明るんできた。


稜線ごしに太陽が登る。


爽やかな朝だ。
最高な1日になりそうだ!


しかし、友人トクさんはそれどころでない様子。
何やら顔色も白いような💦
友人トクさんは、吐き気を覚えていた。

「吐き気がするなら、逆に吐いた方がいいんじゃないか?」と促す。


5:25 「ちょっと先に行っててくれ」
と、ここで嘔吐。
友人トクさん、その後、少しすっきりした様子あり。


休憩しながらゆっくり登っていこう。

友人トクさんもまた日帰りとは思えない重さを持ってきた様子あり。
麦茶とノンアルビール1リットル分💦余裕ぎあったので、俺が預かることにした。


その都度、小休止。


今日の山旅は長丁場。

ペース上がらずということは、撤退もあるだろう。頭の片隅で意識し始めた。


笹平


6:45 横峰。
その名の通りここからアップダウンは少なくなってくる。

ここでザックを下ろして休憩。


ようかんチャージ。


預かっていたトクさんの麦茶を消費する。
「もう大丈夫💦」
と友人トクさん。
預かっていた水分を気にしていた。

「まだ俺に任せなさい(^^)」

言うこときかないやつめ。


視界が開けて、これからの稜線。
三国岳への登りが見えてきた。


うお!けっこう登るんだね!Σ(゜Д゜)驚
そして、あそこに剣ヶ峰があるようだ。


7:22 水場到着。横峰水だっけか?

ここの水場はひんやりして最高でした。
水分チャージにもってこい。


分岐。
トンネル脇からのルートからつながってるようだ。


ここから視界がいっきに開けて、飯豊の稜線が飛び込んでくる!
テンションが上がります!


友人トクさんの体調も少し回復傾向にあり。


会津の山々が美しい。
磐梯山だけピンときました。


ここから、岩場のルート。


足元に気をつけながら登っていこう。


8:20 ここから、剣ヶ峰。


思っていたほど、怖くはないが、
雨で濡れてたらと思うと通りたくはませんね。

滑りやすいかもね💧


鎖あるけど、なくても行ける。


落ちないように気をつけて登っていこう。

ただの急登より、こういうとこがあった方が気分転換になっていいみたい。メリハリというか。

水場もあるようだが、ここはパス!
足元はよろしくない。


「三国岳まであと3分?」
だって。笑


8:40 三国岳避難小屋に到着。

日陰を見つけて小休止です。
この日は登山者が多く、団体さんで密になりがちでした。

職業柄距離をとりながら休憩しました。


「飯豊山へ」
果たして行けるだろうか…??


おにぎりチャージ!


よっちゃんイカチャージ!

30分ほど休憩。


ここから飯豊山へのルート。
まだまだ長くけっこう登るんだね💧
って感じでした。


日帰りに挑戦するにあたり、11:00が我々の撤退判断基準でした。
11:00までに飯豊山山頂へたどり着けなかったら引き返す。事前に決めていたのです。

どうやら登頂はムリそう。
行けるとこまでと歩を進めることにしました。


登りとなると足に疲労が貯まってきているのが分かりました。
日射しも暑くて玉のような汗が出ます。


七森。


ここら辺で、昨日宿泊したであろう登山者と多くすれ違います。
皆さん、日焼けで顔が赤くなっており、暑さにやられていましたね💧


種蒔への登り。


梅ぼしチャージ。
汗が玉のように吹き出ました。過去1汗をかいたかもしれません。


飯豊山山頂。
まだまだ遠いです💦


切合小屋が見えてきた!

疲労も考えると、ここで撤退するのがいいんだろうけど、どうしても切合小屋まで行ってみたくなりました。

水場もあるしね。


種蒔山。
看板あるけど、ピーク感がなくてちと残念💦


10:50 切合小屋到着。
およそ2年ぶりです。


水場もある。


くやしいけど、ここで撤退です。
残念ながら時間切れ!

でもムリはできないからまあいいのです。
この時点では不思議と抵抗はなかったです。


気持ちを切り替えランチして帰ることにしました。
友人トクさんもいろいろ持ってき過ぎてて笑ってしまった。
牛タンとか我慢すればいいのにwww


とりあえず乾杯(^_^)
氷も持ってきたのでキンキンでうまかったー!

ここで、わいわいランチを楽しんでいると、小屋の管理人さんが

「ここで引き返すのはもったいないよ。荷物おいて登ってきたらいいよ」

と話しかけてきたのです。

引き返すモードになっていた俺でしたが、
「そうだよな。ここまで来て山頂行かないのはもったいないよな」
と気持ちが傾いていました。
今考えればあれは悪魔のささやきだったと思います。笑


ただ、友人トクさんの体調・疲労も心配だけど…。

翌日、俺は仕事だけど、友人トクさんは休み。
やはり、ここで引き返すのはもったいないよな💦

時間もがんばれば間に合いそうだし。


11:40 てなわけで、山頂を目指すことに。
(50分)
友人の顔に少々戸惑いの表情があった気もしたが、登頂できれば友人も報われるとも考えたのです。


とりあえず草履塚まで💦

と登って行きました。


12:10 草履塚着。

ここで、友人トクさんから「ギブアップ」の
声が出ました…。
ちょっとムリさせてしまったな💦
と反省しました。

「分かった。引き返そう」


大日岳。


飯豊山。

ここからはまた下って登りがある。確かにきついかもしれない。登頂して、そこから下るのもまたきつかったかもね。

小休止して引き返すことにしました。


12:45 切合小屋着。

管理人さんに草履塚で引き返してきたことを報告。
「また飯豊山に登りにきてと。
 そして、小屋に泊まりにきて」

とあたたかいお言葉を頂戴した。


水分をチャージし、麦茶で小休止して下山することにしました。


さあ、ここからが長いぞ💦


種蒔から三国岳まで。
ここがとても長く感じたよ。

下りが多かったけど、汗が玉のように出てくる💦


三国岳ちょい下あたりで右こめかみに軽く頭痛がした。
熱中症じゃないだろな?と水分と塩分を意識しながらチャージし登りました。


14:07 三国岳避難小屋着。
剣ヶ峰を前に小休止です。


楽しみにしていたコーラと氷。
これも、重い荷物の一つの要因でしたが、
めっちゃうまかったー!

持って行って正解です。


そのあと、軽く昼寝。
寝不足だったのと、頭痛も気になってたのでね💦
わずか数分の昼寝だったけど、すっきりしましたよ。


14:56 さあ、下山です。

50分も休憩してたとは💦
岩場気をつけていこう。


見納めです。


剣ヶ峰は、上から見た方がやはりこわいかもね。


疲れも出てきたので気をつけなければ💦


柿ピー食べててら頭痛はおさまりました。
塩分?カロリー?
足りなかったのかな?


15:55 水着到着。
頭から水を浴びました。

ここで、足がつってしまって動けなくなった登山者がいました。ここからまだ二時間ほどの下りがある。
とても心配です。
俺は、梅トラマン、友人トクさんは塩分タブレットを渡し別れることにしました。

幸い電波はつながっていたので大丈夫だべ。
と言い聞かせます。


横峰。


ここからの下りはペースを上げて下って行きます。
「下りは得意だ!」
と友人トクさんは復活したようで小走りでした。

「マジかよ!」


17:30 登頂こそできませんでしたが、無事に下山です。
予定では18:30頃に下山かなと思っていました。おかげでヘッデン使わないですみました。


17:40 駐車場着。

友人トクさんと談笑でもといきたかったけど、翌日も仕事なので長居はせずに帰ることにします。

さすがに明日はやべえだろな💦


暗くて見えなかった川原。


ここから眠気がマックスでしたが、気を引き締めて運転です。


20:00 ほぼ予定通りの時刻に無事に帰宅しました。