2月26日 月曜日

青空におおわれた素晴らしいお天気でした。
この日はもともと休みで蔵王狙ってたとこでした。
まだ背中が痛かったから、ばあちゃんが行かせなかったのかもな。
ロキソニンを飲み準備にとりかかった。


この日は休みだったので、明日の葬儀の日だけ忌引きをもらいました。

書類を提出するため職場に顔を出した。


妻は半日だけ仕事だったので、仕事を終え帰宅した妻を乗せ、実家へ出発です。


今日は入棺と通夜がある。
入棺と通夜はセレモニーホールで行うので、
午後4時には、ばあちゃんは自宅を出発する。

それまでに帰らないと!


月山は雲の中でした。


新庄も快晴青空が広がる


鳥海山にはうっすら傘雲がかかっていた。


実家に到着したのは出発前の3時55分だった💦
ギリギリ間に合ったかと思ったら…。


玄関前では、兄と葬儀社のスタッフで ばあちゃんを霊柩車に乗せようとしていたところだった。


一歩遅かった。


セレモニーホールに行く前に顔を見て、水と線香をあげたかった。

霊柩車の窓をコンコンたたいて
「ばあちゃん来たぞ!」
と伝えたよ。


午後4時
ばあちゃんを乗せた霊柩車が出発する。

涙がこみ上げてくる。
長年、住み暮らした家や土地から離れ、最後のお別れに向けて出発する。

近所の方もばあちゃんを見送りにきてくれた。とてもありがたい。


霊柩車が出発してから、俺たちと家族、親戚それぞれ車でセレモニーホールへ向かった。




午後6時 入棺が始まる。

ばあちゃんの一番のめんごだった弟は残念ながら、諸事情があり、この日来れなかった。

棺に入る前のばあちゃんに会わせてあげたかったが、それは叶わなかった。


和尚さんも到着し、いよいよ入棺

お経?念仏?を上げてもらい、ご焼香をしたと思う。


葬儀社スタッフの説明を受けながら入棺が始まっていく。
ばあちゃんに近い親族、男性3人(兄、おじ、俺)が紙でできたふんどしと、頭に三角のやつを巻いた。

そして、布団に横たわるばあちゃんに白装束を着せていく。
最初は足袋だったかな。その次はすね。白い着物をかけていった。最後に頭に三角のやつを巻いた。

女性達はばあちゃんの化粧をしてくれた。口紅は似合わなかったが、顔色がだいぶ良くなったっけ。
白い木の杖と米を持たせた。

ここまでは泣きそうになったが、我慢できていた。


身近な親族達でばあちゃんを棺に入れた。
もうここでダメだった。涙が出てきた。
普段泣くことのない兄もこの時は涙ぐんでいた。

母は、棺にばあちゃんが生前着ていたうす紫色の服を入れた。あと、黄緑色の着物を入れた。


ばあちゃんは棺に入ってしまった。
その前にやっぱり弟に会わせてやりたかったなぁ。


入棺を終え、お経?念仏?を上げてもらったと思う。



その後、喪主の兄が挨拶をし、通夜ぶるまいへ


テーブルにはのり巻き、いなり寿司、オードブルが上がった。そして、漬け物やぜんまいの炒りものなども。


通夜に来てくれた方が、ぜんまいの炒りものを見て、
「ばあちゃん、よくぜんまい揉んでいたなぁ」
と思い出してくれた。
そうだ、ばあちゃんは春先頃になるとよく、ぜんまいを揉んでいた。
昔、写真も撮ってたっけ。


ばあちゃんの話や世間話などしながら夜が更けていく。



この日、俺はここに泊まり、ばあちゃん火の番。


その為、妻は山形に帰ります。
7時半頃、新庄駅まで送ってきました。


妻は始めての冠婚葬祭でしたが、嫁として頑張ってくれました。親族や近所のお母さん達が大勢いる中で大変だったろうけど頑張ってました。
田舎なので慣習やしきたりなどあって戸惑いも多かっただろうに。


そんな大先輩お母さん達がいっぱいいるなかで、明日のご飯をといだそう。
誰かに言われるでなく、といだとのこと。

葬儀場スタッフに聞くとそのご飯は、火の番の俺たちの朝ご飯ではなくて、明日の朝にばあちゃんに供えるご飯だという。


俺は驚いた。


俺は結婚も遅くて、ばあちゃんにやってあげること少なかったけど、ばあちゃんの最後のご飯を俺の妻がやってくれたとは。

俺はうれしかったなぁ。
ばあちゃんも喜んでくれてるに違いない(^^)


兄と俺、叔父二人の四人で火の番をした。


何時だったか俺と兄は寝てしまった。
おじさん達は酒を飲みながら起きていた。

俺はろうそくの火が気になって、ちょこちょこ起きていた。
うつらうつらと目を覚ますと一本のろうそくがもう少しでなくなりそうだった。
すぐさま新しいろうそくを立てた。

今は長時間もつ線香もろうそくもあるけど、やっぱり火は消したくないからね。


「ばあちゃん、弟も明日来るからな」
弟とその嫁さんの分も線香をあげたよ。


翌朝、9時頃だったか仙台の弟が到着した。


棺の扉を開け、ばあちゃんと対面。
ばあちゃんの穏やか顔を見て、弟は泣かずに我慢しているようだった。

白装束だったけど、その上にいつも着ていたうす紫色の服をかけてたから弟も笑っていた。
「ばあちゃんらしい」
とね。

ばあちゃんの最後の経過と自宅に帰って今日までの流れを弟に伝えた。
弟はばあちゃんのいちばんのめんごだからな。


弟は、ばあちゃんにファンタグレープを持ってきて供えていた。
ファンタグレープはばあちゃんがよく買っていたもので、俺達 孫に飲ませたり、帰る時によく持たせていた。
ばあちゃんもジュース飲む時は決まってファンタグレープだった。
弟はやさしい奴だ。



そして、葬儀の朝がやってきた。