2月27日 火曜日
この日はじいちゃんの命日でした。
あれは7年前だったかな。震災の年だった。
まさか、じいちゃんの命日とばあちゃんの葬儀が同じ日に行われるとは…。驚きです。

昨日の快晴とは、
うってかわり雲が広がっていました。
そして、鳥海山は雲の中でした。
9:30頃 相方のお義母さんも来てくれたっけ。
俺のばあちゃんとは面識なかったけど、ばあちゃんの為に来てくれたのがうれしかった。
棺の扉を開け、ばあちゃんにお義母さんを紹介し、顔を見てもらった。
「ばあちゃん、○○のお義母さんだよ」
と穏やかな顔を見てもらったよ。
午後12:00 ばあちゃんの葬儀が始まった。
ばあちゃんの写真のスライドショーが始まった。最近はこんなのもあるんだね。
兄とおばは、
「スライドショーなんかしなくていい」
と言ってたんだけど、これは母の意向で行われた。
写真は10枚程。
スタッフの方がナレーションをしてくれた。写真のほとんどは俺たち兄弟といるやつで孫と一緒の写真ばかりだった。
若かりしばあちゃんとその思い出を思い出し、泣かされたよ…。
泣いてしまったけど、スライドショー良かったと思う。故人との思い出を具体的に思い出すことができ、偲ぶことができたと思うからだ。
和尚さんが念仏を唱え、
みんなでご焼香をした。
弔辞を地区会長さんが呼んでくれた。
弟はばあちゃんに手紙を読んだ。
「ばあちゃんは、いつも「また来いなぁ」ってよく言ってて…、こんなことで帰ってくることになるとは…。」
「兄から電話があるのが怖かった…。」
とか言ってたっけ。
手紙の最後に
「向こうで元気でね」
とか言ってた。
死んだ人に向かって元気でなは、ねーべ。
ばかやろめ。って泣きながら思ったよ…。
でもま、いいか。
つらいあいさつを皆の前でよくやったと思う。
兄は喪主の挨拶を言った。
兄も涙をこらえよくやったと思う。
葬儀が終わり、
いよいよ出棺の時が近づいてきた。
ばあちゃんの棺の中に家族、親族とで花を入れていった。ばあちゃんの顔の回りは色とりどりの花でいっぱいになってきた。
涙と鼻水が止まらない。
もうすぐお別れだ。
泣いてばかりではダメだ。
最後に言わなきゃならない言葉は、もうずっと前から考えていました。
ばあちゃんにありがとうって言わないと。
すごい小さい声になったけど、言えた。
結局、泣きながらだったけど…、
聞こえたかな。
母も兄も弟も泣いていた。
おじさん達の顔までは見れなかった。
棺にふたをして、皆で釘を打つ。
そして、火葬場へ向かう車へばあちゃんの棺を運んだよ。
家族と近しい親族だけ集まった。
また念仏があるのだ。
雪が多かったので、この日の納骨は見送られた。四十九日頃には雪も溶けているだろうからと和尚さんと相談し、その頃に納骨する予定となった。
それまでばあちゃんの骨箱は実家に置くこととなった。
我が家では、代々 遺骨はお墓へ納骨するという流れ。今まで家の仏様のところへ骨箱を持ってくることはなかった。今回のケースは始めてのことなので、和尚さんもやってきて念仏を唱えることとなった。
そして、三十五日までの念仏もあげてもらった。
念仏よく分からなかったけど、俺も一緒に唱えたよ。でも、父と祖父の時も聞いてきたからけっこうなんとなく覚えてたけど。
これを機に俺も覚えなきゃなって思った。
ばあちゃんのためにもね。
近所や親類のお母さん達には感謝です。セレモニーホールを利用するとはいえ、田舎の葬式。
皆さんに助けられて無事終わったというわけだ。
また雪がどさどさ降ってきた。
ばあちゃんの葬儀は無事終了した。
思えば、今回それほど涙をながさなかった気がする。
いや、泣いたけどね。
弟も同じことを言ってた。
思い起こせば、ばあちゃんが入院してからずっと覚悟してたからかなぁ。あれから、心の準備をする時間があったからだろうか。
突然、逝かれるより、入院したことでばあちゃんと向き合えたのもあると思う。
お見舞いにもいっぱい行ったしな。
待てよ、お見舞い行く度にそういや俺たち兄弟は泣いてたからな。
結果、トータルいっぱい泣いてたかもな 笑

そして、帰りの途へ。
ばあちゃんは、よく俺が帰る時になると、
「また来いな~」
「おれが死ぬ前にまた来いなぁ」
って、いつも言ってたっけ。
オロナミンCやヤクルト持たせたりしてね
「この前、来たばっかりだべ!」
「分かった。また来るよー!」
そんな言葉を交わしながら別れてたっけな。
ばあちゃんは95歳まで生きました。
享年でいうと96歳となるらしい。大往生だ。
ばあちゃんは、ずっと俺たち孫の帰りを待ってていた。兄夫婦、母と同居だったけど、日中はずっと一人だったから、待ってる時間も長かったろうな。
ばあちゃんがいなくなって、ちょっとさびしくなるけど、もう悲しみは乗り越えました。
自分でも早いと思う。
別れはつらかったけどね。
ばあちゃんが苦しみから解放されたかと思うと俺も気持ちが楽になりました。
この考え方を教えてくれたのは、ルルとホタルだった。
あいつらも、なかなかやりおるわい。
そして向こうには、早く逝ってしまった父とおじの息子二人がいる。
そして猫のルルとホタルもいるから、心配はいらないだろう。笑
ばあちゃん、今までありがとう!
これからは仏様に拝みに実家に帰るよ。
待っててけろな。
ばあちゃん、また帰るからな!










