10/2 (日曜日)
全国的に晴れマークだったこの日。
絶好の登山日和だったけど

 

父の23回忌の法事のため実家へ帰りました。

ほんとは、5日なんだけど、その日は平日だったので

日曜日の方がみんな集まりやすいんじゃないかと繰り上げての法事となった。

今回は、親しい親族だけでの参加。

仙台の弟夫婦も前日に駆けつけました。俺は、ホタルとメイの心配もあったので早朝出発にしました。

久しぶりの再会にばあちゃんは喜んでいたみたい(^^)



家に帰ると、やはりホタルの姿が見えないのがさびしく思えます。
今までは家に着くと同時に、車に駆け寄ってきてたのでね…。

でもま、しょうがない。

まずは、ご先祖様の前に、ばあちゃんへおみやげ

ちょうどヤクルトが切れてたらしく、すごい喜んでた

 

我ながらナイスタイミング!

 

仏壇には、父の好きだったチョコと富士山麓ウィスキーをお供えした

ウィスキーは俺の好みだけど (笑

 

仏間には、ちょうどこの前ホタルがくつろいでたのでやはり寂しく感じられた

心なしか和室はしーんとしてました

 

今回の法要は、お寺にて身内だけで行われた

 

花を供え、水を上げ、ろうそく、線香をあげる

和尚さんにお経を唱えてもらい、焼香し

 

「色々心配かけてると思うけど、なんとかやってます

安らかに眠ってください」と伝えました。

 

 

その後はお墓参り。

 

仕事柄、お盆のお墓参りはむずかしく

なかなか来れてなかったので、かなり久しぶりに訪れました

 

ご先祖様に申し訳ないですね(;^_^A

 

 

家に帰ってから、仏壇に線香をあげて法要は終わりとなりました。

 

今回の法事は、父と他のご先祖様の分もあったようでした。

和尚さんの話によると150年とか200年とか言ってました。

こんなことを言うのはおかしいのかもしれないけど、

そんなに法事をやるのは、残ってる側にとっても大変だと思いました。もちろん金銭的にもです。

和尚さんへのお布施や心遣いというのは、金額や相場が明確であるとはとても言えないように感じています。それまでの慣習やら、地域性などもあるのでどこか不透明な…。

和尚さんは、じいちゃんやばあちゃん達は、今までちゃんとそうやって供養してきたんだと言ってましたが

地域差もあるんだろうな・・・

 

 

無事に二十三回忌を終え、母もほっとしたようです

次は二十七回忌だそうです

 

みんなで出前の寿司を食べました。

ばあちゃんは、おいなりさんとたまごの二つだけ食べてご馳走様でした


法事が終わったので、

ゆっくり昼寝でもしたかったんだけど・・・

実は稲刈りが残ってたのでゆっくりもしていられなかった。

 

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兄貴は、一刻も早く稲刈りを終わらせたかったので

法事どころではなかったようでした

 

仕事が休みの日曜日にしか稲刈りができないので

これでは、休みもへったくれもありませんからね

 

しかも天気が良くないとできないので農家と言うのは大変です

 

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そんなわけで、俺と弟も出陣し、兄貴の稲刈りを手伝いました。

 


鳥海山も終始、良く見えていました。


登山している方はさぞや気持ち良かっただろうなぁ

と、下からうらやんでいました 笑


鳥海山に見守られながら、稲刈りは進んでいきました

 

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亡き父も我々兄弟三人の稲刈り姿をきっとどこかで見ていたことでしょう。

三人とも田んぼの田植えも稲刈りも嫌だったけど、

今では協力して頑張っています…。


あかん…。


自分で書いてて泣きそうになってきた…。


でも、今でも俺は嫌だけどねσ(^_^;) 笑



稲穂が実り、重さで頭を垂れるように、
私も、腰を曲げ、頭を垂れるように作業しました

俺も弟は、たまにだけなので、

こんな時はがりは、しっかり手伝わないとって思うわけで…。

 

 

稲刈りがひと段落して家に戻ると、

ばあちゃんが昼寝をしてました。

日中一人でいることの多いばあちゃん

普段もこんな風に一人で寝ているのだと思うとさびしくなりますね

 

そして、ここは前回ホタルの写真を撮った場所。

いろいろ思い出されます。

 

母の話によれば、ホタルがいなくなったけど、ばあちゃんに変化は特にないようで少し安心しました。

 

秋空と彼岸花

 

 

またまた、稲刈りの合間に家に寄ると、

ばあちゃんは起きていました

 

我が家は田舎なのでこの和室も18畳くらいあるかもしれません。

そんな広い場所に一人で寝ていたのです

 

背中が哀愁だらけに感じられました

 

ボタンがとれたので、裁縫をしていたようです

 

「一つのボタンをつけるのに1時間くらいかかったよ」

 

と、笑いながらもうれしそうに教えてくれました。

 

 

稲刈りを終え、早い夕飯タイム。

 

俺も弟も帰らねばならないのでね

やはり出前の寿司より、こういう実家メシのほうがなんかいいな、俺は!

 

ばあちゃんは、ボタンを縫い付けたことをうれしそうにみんなに報告してた。

 

そして、自分はちょっとしか食べないのに

たけのこ食べろ、とか、きゅうり漬け食べろとか、やたらすすめてきました

 

久しぶりのにぎやかな夕食が楽しかったようだ

 

弟は、サトイモもきのこ類も食べれず残していました

酢豚のあんもダメだとか言ってた

こんなにうまいのに・・・

お前はガキかよ!笑

 

別れ際、ばあちゃんと硬い握手

 

「次は雪が降らないと会えないのか。

雪が降る前に前に顔見せに来てくれな」

 

とお別れのあいさつでした(;^_^A

 

1週間前も同じようなお別れしたのにね

 

またまた、おみやげにオロナミンCもらったよ

いつの間にか俺のバックに羊かんとか、きんつばも入れてたっけ 笑

 

ありがとさまー!

 

 

帰り際、兄貴が新米持ってけと準備しててくれました。

 

兄貴は、口数の少ない方なのであまりしゃべらないんだけど

気持ちがうれしかったですね

 

また、嫌だけど、田んぼ手伝いに帰らなきゃなσ(^_^;)

と思ったわけで・・・