春彼岸


実家に帰るのがおっくうだったけど 汗


先日、ばあちゃんが送ってくれた小包が凹んでた俺をほっこりさせたように


俺も日中一人でいることの多いばあちゃんをほっこりさせなきゃなと思い帰郷することにした!




実家に到着すると外でホタルがお出迎えしてくれた


覚えててくれたか(^^)


変わりなさそうだね




おみやげクンクン

仏さまにおはぎをお供えし、線香を上げてたら





ホタルが俺に乗っかってきた




そしてこれは、俺も含めたおみやげ用(^ε^)♪



ばあちゃんと乾杯


よく来たなぁと喜んでくれました。兄夫婦は不在でした。




おはぎは、一口サイズでちょうどいいかと思ってね


ばあちゃんは耳が遠くなってた。そして、以前より食事の量が減ったと言う。


食べたくないんだと。今は納豆や筋子で食べてて魚も食べたくなくなったと


くぢら餅のお礼で電話した時に、「いつ来るんだ?」と言われて


「いつ行けるか分からないなぁ」と答えたら、とても精神的にガックリしたと


おっくうだったけど、改めて帰って良かった


幸いなことに転んだりはしてないので少し安心した




ばあちゃんは、再会を喜んでくれてゆべしを出してきました




実はこのゆべし。


仙台在住のの弟が先日、くじら餅のお礼にとばあちゃんに贈ったものだ


手書きの手紙も添えて。


俺の弟もなかなかやりおるわい


と、いうのも弟は、ばあちゃんの一番のめんごなのです





お前も食うかい?




ホタルが甘えて乗ってきた


ばあちゃんが、弟に手紙を書きたいというのだが


右手の指がしびれてペンが握れない


「うた」を作ったのがあるからメールで送って欲しいと俺に言う


詩と言うのか、短歌みたいなものかな




ちょっと泣きそうになったっけ 


我慢した 笑


ちょうど学生時代。父が病気で倒れ、入院


実家は田舎だったので大きな病院もなく、母は看病で数年、大学病院に泊まりこんでいたのだ


我々兄弟は、ばあちゃんに育てられたと言っても過言ではなかったわけで・・・





ちょっとやさしく育てられ過ぎたかな(^o^;)


ホタルは依然、甘えんぼ中


俺がネコに甘過ぎるのもばあちゃんのせいかな 笑



さて、この日は日帰りでした


ばあちゃんは、何やらお菓子やら様々なものを俺に持っていけと準備し始めた 笑


「小さい財布があるからいらないか」と思ってきた

死んだじいちゃんが生前使ってた財布だ!


だいぶ年季が入っている




中は痛んでいてガムテープで補修してあった


昔の人は物をこうやって大事に使うよね。


今の人はすぐ新しいのを買ってしまうけど


財布持ってるから大丈夫だよと言った





さて、そうこうしてると母も帰宅


何か食べたいものはないか?


と聞かれたがあるものでいいよと答えた


うちの母もそんなわけで


夫を早くに亡くしているので老後がちと心配


話を聞くと、最近、新しい趣味を始めたと教えてくれた


なんと絵を描いているという


見せてもらったら、なかなかやりおるではないか



これは、桜


これは、鳥海山だな!



これは、雪囲い



ふきのとう。バンケとも言う

これは、老人車を押すばあちゃん


これを思い出して描くとは!驚


感性が似ているな


さすが親子と言ったところだな!


びっくりしたっけ



ホタルはまだまだ甘えてたよ


別れ際は、やはり「今度いつ帰ってくるんだぁ・・・・」とばあちゃんは、今生の別れのように言いとても寂しげです



「俺が死なないと来ないんだろなぁ」とか弱きな発言も。



やっぱりちょっと年をとったようだ。この前よりちっちゃくなったように感じた


また来ることを約束してお別れです


またまた、おみやげもらってきたんだけど中には卵や筋子がありました


珍竹林(ちんちくりん)ってのは、俺の昔大好物だったやつだ♪





そして、甘納豆にぜんざいに、ようかん


こちらに至っては、ほとんどばあちゃん用のお菓子なんだけど(^_^;)



また顔を見せに帰らなきゃな


と思った



皆さまも帰れる時に帰らないとあかんよと思うわけで…。