仕事を定時に終わらせて、六時間程高速を運転し無事に山梨県入り
1:00 昨年、車中泊したポイントで今年も車中泊。
スバルラインが3時に開通するので、それまで仮眠をとることに。
去年は7時間ほどかかっても登頂できなかったので、少しでも早く登り始めたかった・・・。しかし、そうなると仮眠の時間が少なく、高山病が心配・・・。
迷ったあげく、前回より2時間早い5:00スタートに設定。仮眠を2時間とった。
天気予報通り、快晴富士山が出迎えてくれたが、下界ですらとても寒かった!
それも、そのはず前日富士山は真っ白に雪が降ったようだったのです
富士スバルライン。去年は6時開通だったのに、今年は3時開通。なんでだろう
4:30 @スバルラインにて。
五合目着く前に御来光がお目見えした
五合目駐車場より、ご来光に照らされた富士山。
平日のせいか駐車場一番乗りでした。
駐車場のおじさんの話では、昨日は雪が降ったので登山者を規制したらしかった
仮眠2時間・・・。高山病の心配があったけど、高地順応もそこそこにトイレと荷物を準備し30分程でスタートです
そして、実は今回連休なし強行アタック。
ちょうど休みだった相方が帰りの運転のサポートしてくれるため同行してくれました。相方を5合目に残し出発です。
お守りを準備してくれた!
今年、3月富士山スキー、スノボ禁止のニュースが出ました。
「げげ、これでは富士山行けねーじゃないか!」と当時はショックでしたが、調べてみると法的な拘束力はないとのことでした。規制が目的だとか。
登山口はバリケードされていますが、すり抜けて行きます。
これは昨日降った新雪のようだ
山中湖が幻想的。
シェルターの中の雪も少ない
風もなく、暖かくなってきたのでボードジャケットとインナーを脱ぎます
7:13 花小屋着
雪が現れてきましたが、まだアイゼンを装着しなくてもいけそうでした
THIS WAY!
すぐに登山道に出ます
山小屋に到着するたび休憩です。
ばてないように、高山病にならないように、なにより登頂できるようにゆっくり行きます
ここら辺から、疲れ初めてきたかストックの突き方が散漫でした 汗
山小屋に着くたびに、軽く休憩をします
高山病になりたくないのでゆっくり登る。てか、ゆっくりしか登れないんだけどね 笑
8:15 赤い鳥居到着
バックパックを下ろして休憩
傾斜がきつくなってきた
標高を上げると風が強くなったので、ボードジャケットではなく、ソフトシェルを着用
9:12 太子館到着
太子館は、4年目に宿泊した場所なので何とも言えませんね
ここで、後続のスニーカー外国人登山者カップルに追い越されました。
すれ違い様に
「ハウ ワー ユー?」と
なんと答えていいか分からなくて、結局出たのは
「ハロー」でした 笑
ちょっと言葉を交わし
最後は、多分気をつけてって 「グッドラック!」
俺も何か言わなきゃと、「グッドジョブ!」
スピードラーニングしとけば良かったなと思いながらもシェイクハンドでお別れできたのでうれしかったです!
気付いたら雲の上!
気づいたら日輪の輪
すれ違ったスキーヤーの方が午後から天気晴れるよって教えてくれました
10:30 八合目 富士山天拝宮着
風が強くなってきたのでいよいよボードジャケットを羽織ります
今回はレイヤリング大成功でした
登山道の雪の量が増えてきました。一部凍っているもののアイゼンせずまだ大丈夫
どうやら新雪のようですごくやわらかい
これは滑るのが楽しみ
しばらく登ると鳥居が・・・
あれは、もしかして去年撤退したポイントの鳥居では?

小腹が減ったので休憩していると、先行したスニーカー外国人カップルが下りてきました
はえーな!おい、もう登頂してきたのかよ?
と思い中学レベルの英語で聞いてみました
「ハロー!ゴー トゥ トップ ?(やぁ!山頂行ったのかい?)」
「ノー ☆○△□〒♨~ アイス 」
分からない単語があったけど、ノーって事は山頂行ってないってか。
あ!アイスってことは山頂ガリガリってことね!ジェスチャーを交えて了解
がんばったねと言いたくて
「グッジョブ!」って言ったら
お菓子をくれました。嬉しかったね(^O^)/
お礼に、行動食のウメトラマンをあげようと「ウ・メ・ボ・シ!」と言ったら
「NO~!!」と渋い顔
代わりにブラックサンダーチョコをあげたら受け取ってくれました。
中学英語が通じ気持ちよくなった俺は、一緒に写真撮りたくなって
「ピクチャー OK? 」
「イエース OK!」と
ハイチーズで写真とってくれました
バックパックとボードの重さでバテバテなってたのですが、コミニケーション後は体が軽くなりました。
やっぱりコミニケーションにはリラックス効果あるとみたね
さあ、9合目をめざします
ここからがきついんだと、スキーヤーのおじさんが教えてくれる
休憩から休憩までの時間もだいぶ短くなってた

9合目鳥居着
ガスが湧いてきたり、天気がとても変わり易い・・・
山頂方面。雪も増えてきた
角度も急になってきた
それでも、雪が少ないのとアイスバーンになってなかったのでまだアイゼン装着せず登れたのです
途中、はぁはぁと休んでいたら、後続からイケメン外国人が登ってきた
英語でコミニケーションがよほど楽しかったのか、俺から話かけた
出たのはやっぱり
「ハロー」でした
あとは、英単語全く出ず 笑
「オォ!スノーボード キャリー ?」
「イエース!」
あと単語出ず・・・
その後、しんどいって言いたくて出たのは「ヘビー・・・。」
会話が続かなくなったので、覚えたての「グッドラック!」で終了した
下山したら、英語勉強しようと思ったのです

13:15 狛犬さん達と鳥居着
夢に見た場所までとうとうきた
ここを登り・・・

「ようやくついたぜ~」
と、思った瞬間、驚いたことに嬉しすぎて涙が込み上げてきたのです。
思えば山の虜になった4年前、富士山に登りたいという夢ができ、その年のうちに無事登頂できました。
そこから富士山のてっぺんからスノーボードで滑ってみたいと夢ができました。
2年目ではアイゼンが入手できず断念・・・。
3年目の去年は、時間切れで9合目で断念・・・。
ずっと夢見てた場所にたどりついた!!と思った瞬間、むせぶように涙があふれてきました。
その後は嗚咽をしながら、号泣でした
自分でも驚きながら、泣きながら山頂を歩きました。
嬉しくて、感動して涙を流した経験はなかったので、その後も本当に自分に驚きながらも、感情に任せて泣きました。
号泣だった 笑

山頂剣ヶ峰方面。
13:30 時刻は遅くなっていたがここまで来たら行くしかありませんでした

雪のあるとこは、ガリガリでしたが、場所を選び火口に落ちないよう歩きました

頂上浅間大社奥宮。
ここに来るのをとても楽しみにしていましたが、ご覧の通りテントを張ってるバカヤロウ―がいて、すごいがっかりしました・・・。
テント撤去してやろうかと思ったくらい。

時間の余裕がなかったので、いざ剣ヶ峰を目指します
歩いては休み、歩いては休み。近くに見えるのにすごい遠かった。
そして、ボードとバックパックがすごく重かった

14:30 山頂到着です
なんと最後までノーアイゼンで登頂です
ひとしきり号泣したのと、時間的余裕がなかったのでここではもう涙は出ませんでした。
熊本から来た登山者に写真を撮ってもらい、数分コミニケーションを楽しみました
下山の時間が迫っていたので、山頂の余韻を楽しむ間もなく10分ほどでこの場をあとにしました。
無事登頂した俺でしたが、時刻はもう15時を回っていました。
スバルラインは19時に閉まるので急がなければなりませんでした。
お鉢を回らずに吉田口頂上を目指しますが、15:30は過ぎそうだ・・・。
そこから滑って1時間、歩いて1時間、でも雪が少ないからもうちょっと歩くの時間かかるかもと
逆算しながら、吉田口頂上を目指す。
歩いては休み、歩いては休み。
ここで、焦りが生じました。
お鉢の直下より、滑ってトラバースして吉田ルートから五合目を目指せば時間かけずに早くつけるかもしれない。
天気も視界も良好だし。下界も目視できてる。
多分、大丈夫だろう
先行に他のボーダーもいたので滑って降り始めましが、
角度がやばくて、あ、まずったな 汗
と思ったとこに。相方からメールがきました
「気をつけて、降りてきて。急がば回れだよ」と
急がば回れは俺の好きな言葉でした。その言葉をよく言ってました。
お鉢より少し滑ったあとだったので、もう引き返す訳にはいきませんでした。
まさか、ここから上に上がることはもうできない
この角度的にも、時間的にも
とりあえず、ここから滑落しないように気をつけて滑っていきます
下っては、トラバースして田登山道を目指して行きます
念のためスマホのGPSでナビをセットします
ここで、誤算が。
今年は雪どけが早く、途中、岩場や砂場を雪渓を求めてトラバースしていきます
岩場や砂場でも滑落の危険性は変わらず、慎重にトラバース
山小屋と山中湖がはっきり見えてたので、方向性は自信がありました
しばらく滑り、登山道までたどりつきました
登山道をたどり、小屋が見えたので山小屋に向かいます
16:05 山小屋の場所を見て愕然としました
たどりついたのは、須走ルートの七合目の太陽館・・・
やべ。吉田ルートまでかなりの距離がある・・・
スバルライン閉鎖まで間に合わないかも・・・
相方に連絡つけようと、スマホをポケットから取りだそうとします
が!ない!
どこのポケットを探してもない!
嘘・・・。マジか・・・。
もしかして落としたのか・・・。
急いで心あたりのあるところへ戻ります。
探せど探せど見つかりません・・・。
やばい・・・。どーしよ・・・。
このままだと、相方と連絡が取れない。時間までにたどりつけなかったら相方は関係機関に連絡するかも・・・
まずい!それだけは、まずい!何とかしなければ・・・
どんなに急いでも吉田口までは厳しい・・・
追い詰められた俺は、スマホを探すのを諦めました
こうなったら須走ルートを急いで下山し、須走5合目から誰か見つけて相方に連絡を取るしかない!!!
との結論に至りました。
急いで須走ルートを下ります。
雪渓があればボードで滑り、雪渓が終われば砂の上を走り
バランスを崩しては転び
急ぎました
しばらく下り、また転んだ瞬間でした
「GPSを測定します」
と無くしたはずのスマホのGPSナビ音声が聞こえたのです
ええ!?マジか!?
ポケットを探すがスマホはない!でも確かに聞こえたからあるはず!
ズボンを外すと、ズボンの中ブーツの上にスマホがあったのです
安堵。ただ安堵でした
16:40 すぐさま相方に電話で連絡。
ルートを間違えたこと、自分の現在地を伝え、これから須走口5合目に下りることを伝えました。
連絡がついて、一安心でした

この登山道がかなり長く感じました
18:00 前無事にふじあざみライン5合目に到着、相方と合流できました。
無事に下山できたけど、自分の甘さを知り、山の怖さを思い知らされ、相方にもかなりの心配をかけた山旅となってしまい、もう登頂の喜びはどこかに行っていました。
おかげさまで無事に下山できました。

























































