こんにちは、ハジメです!



今回はファッションニュースのお話です。


フィービー・ファイロがついにカムバック! 自身のブランド立ち上げへ | WWDJAPAN2017年に「セリーヌ(CELINE)」を去ったフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が自身の名前を冠したブランドを立ち上げる。「卓越した品質とデザインをベースにした」ウエアとアクセアリーのブランドで、22年1月に詳細を明らかにすると本人が米WWDに明かした。情報筋によると、20年後半にはすでにロンドンにチームを集めて準備を進めていたという。LVM…リンクwww.wwdjapan.com


なんと元セリーヌのデザイナーのフィービー・ファイロが自分のブランドを立ち上げるとのことです!!


これは一大ニュースです。


レディース畑のデザイナーなのでメンズの方には馴染みがないかもしれませんが、

現在のレディーストレンドの基礎を作った偉大なデザイナーです。


(フィービー・ファイロ)


現行のセリーヌはモードの革命児エディ・スリマンですが、(セリーヌのメンズが始まったのも彼からです)

その前にデザイナーを務めてセリーヌをトレンドブランドに飛躍させた功績を持ちます。


彼女の引退後は「フィービーロス」という現象が起き、彼女の作る服に似たブランドが次のトレンドを担うという事態にまでなりました。

(現にジルサンダーやボッテガが人気になり出したきっかけの一つでもあります)


知的な大人の女性へーー "フィービーロス"に贈る15ブランド2018年、多くの女性から支持を得ていたフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)がファッションの第一線から退いた。「セリーヌ(CÉLINE)」で提案したエフォートレスで知的、クリーン、ミニマルといった女性像は、新しい"フェミニニティ"として支持を得て、一つのスタイルを作ったと言える。彼...リンクwww.fashionsnap.com


さて、このニュースを私ハジメはどう見ているかを解説いたします。



①上品なスタイルを求めるトレンドが強まるだろう


現在のトレンドは、テーラードのドレス要素を軸としたシンプルながらも上品なスタイルが支持されています。


ジルサンダーがまさにこれですね。

(ジルサンダー 2020年AWコレクションより)


この前までストリートが流行し、カジュアル化の大波が来ていましたが、(現在は完全に下火)

その反動と言えますね。


しかしシンプルすぎるスタイルには飽きが来ています。

そこから脱却を図るように装飾的な要素がトレンドとして目立ち始めています。

しかし装飾性には各ブランドで違いがあります。


・ストリート畑の経歴を持つ現ジルサンダーはグラフィックやシルバーアクセサリーで

・ハードな世界観を持つジバンシィはパッドロックをはじめとしたロックテイストで

・ポップなストリートカルチャーのディオールはコラボや柄もので

・次期トレンドブランドと目されるボッテガは鮮やかな色使いで

それぞれ差別化を図っています。


そしてフィービーはボッテガのような上品な色使いによるアプローチを得意としています。

(そもそもボッテガの現デザイナーはフィービーの部下)


なので、フィービーの影響力次第ではありますが、ボッテガの様な上品な装飾性というトレンドの方向性が強まったのではないかと私は見ています。


まさにボッテガの将来を約束するかのような出来事です。




②ビッグメゾン後の独立は珍しい


2点目はトレンドとは関係ないのですが、ビッグメゾンで名を挙げたのちに独立するのは最近では珍しいです。


近年では、自分のブランドを成功させてハイブランドのデザイナーに声がかかるというケースが主流です。


Off-Whiteのヴァージル・アブローはルイヴィトン
VETEMENTSのデムナ・ヴァザリアはバレンシアガ
ALYXのマシュー・ウィリアムズはジバンシィ
OAMCのルーク・メイヤーはジルサンダー
JWAndersonのジョナサン・アンダーソンはロエベ

上記のような流れです。


故に、無名時代にハイブランドでデザイナーを務めて成功した後に独立というケースは現代では意外にも珍しいのです。


若き日にディオールで成功し独立したイヴ・サンローランやグッチを再建した後のトムフォードがこの例にあたるでしょうか。


(若き日のイヴ・サンローラン 私が最も敬愛するデザイナーです)


昔はデザインチームのメンバーがデザイナーを務めるという形が多かったのですが、現在は外部の成功者を招くことが多いのですね。




  まとめ

フィービー・ファイロの本格的な復帰はまだわからず、

詳細は22年1月に明かされるとのことです。


今から楽しみな限りです。



以上、ハジメのファッションニュース解説でした!

また次の記事でお会いしましょう!