7月からスタートする『Mr.Children tour 2024 miss you arena tour』

チケットが当たったからには1曲でも多く聴き込んでいかなくちゃと意気込んでいます


でも今だから書ける本音です…

アルバム『miss you』を何度聴いてもピンと来なかったんです

なぜ桜井さんのソロアルバムのようで、バンドサウンドではないんだろう

なぜ全体的にスローテンポの重い雰囲気の曲ばかりで軽快さがないんだろう

特に『アート=神の見えざる手』が難解すぎて、どう捉えていいか分かりませんでした


"Mr.Chirdren史上、最も「優しい驚き」に満ちているアルバム"

ということですが、ミスチルの歴史をほとんど知らない私にはやっぱり意味が分からなくて、、

ただこのアルバムには何か大きな意味があるんだろうと漠然と思っていました

『miss you』のひとつ前のオリジナルアルバム『SOUNDTRACKS』のインタビュー映像の中で桜井さんが

「現時点ではですよ、現時点ではこのアルバムを最後にしたい。これ以上のものができる気がしないので」

と言っていて、その『SOUNDTRACKS』の後にこの『miss you』ですから、、


ちなみに私は今の時点では一番好きなアルバムは『重力と呼吸』ですが、

作品として一番素晴らしいと思っているのは『SOUNDTRACKS』です

歌詞にもバンドサウンドにも深みと美しさがあって、これぞ30年のキャリアを積んだミスチルと思うのです

そのミスチルがここ数年間発信してきた曲たちとは毛色の違う『miss you』を出した動機が知りたくて、リリース後しばらくSNSをウロウロしましたが私の欲しいアルバム解説も考察も見つからないどころか、炎上商法のくだらない悪口を書いてる輩に嫌気がさして情報を探るのもやめてしまいました


何度も何度も歌詞を覚えるまで聴き込んでライブに行ったら何か見つかるのかもしれない

そう思っていたところに今朝たまたま見つけました、救世主のYouTuberさんを!!

アルバム『miss you』の一曲一曲を考察するだけでなく、ミスチルの歴史の中でこのアルバムがどんな意味を持つのか分かりやすく解説されていました

あくまでもひとつの見解ではあるけれど、さっぱり意味が分からなかった私には光が見えた瞬間でした

特に『アート=神の見えざる手』の考察には目からウロコで、私の中の曲の印象が180°変わりました

もしかしたら世間から求められる大衆的な音楽を作らざるを得なかった桜井さん自身のことも嘲笑っているのかもしれないと思ったり、そのYouTuberさんのおかげで『miss you』の一曲一曲に俄然興味が出てきました!


『miss you』との本当の出会いは今日のような気がします

明日から地元に車で帰るので、道中聴きまくりまーす音譜