前回の記事に添付した画像を見て、両バンドの対バンの時に依与吏さんが言っていた

「ストレイテナーからしか得られない養分がある」

というMCを思い出しました

依与吏さんが受け取っているものとは違う種類の栄養素だと思いますが、私もまさにその言葉を実感しています

ストレイテナー4人が放つ音で感情を伝える力や、メンバー同士の信頼関係から生まれるアンサンブル、今もなお挑戦する姿に毎回惹き付けられるんです

ライブを観終わった後に感じるのは「もっと感じたい」「もっと知りたい」と湧いてくるエネルギーで、それが私にとっての養分なのかもしれません

ストレイテナーの枠を超えて、音楽そのものへの好奇心がどんどん広がっていくのが自分でも不思議で…

ストレイテナーというバンド自体がジャンルや固定観念に縛られず、その時々で自分たちが面白いと思う音楽を自然に鳴らしているからなんだろうなと思っています


そしてACIDMANのライブからも別のものを受け取り、あれだけ感動の余韻が続いたのはなんだったんだろうってしばらく答えが見つかりませんでした

ライブハウスの最小限の演出とACIDMANの音だけで、一つの作品として成立させてしまうクオリティの高さに驚き、あれはまさに音楽が魅せる芸術だったと振り返っています


今の自分が強く惹かれるのは、そのメンバーでしか生み出せないバンドサウンドだったり、音の絡み合いやライブならではのダイナミズムがあっての芸術性なんだと思います

それがそれぞれのバンドで違うということをストレイテナーとACIDMANのライブが教えてくれました

まだ未知の世界ですが、the HIATUSもかなりやばいものを感じます…

ストレイテナーが一つ目の扉を開き、ACIDMANがさらに奥の扉を開きました

いつかthe HIATUSのライブを観た時、他のバンドでもまた新しい扉が現れるかもしれません

その「まだ知らない感動があるかもしれない」という期待感も、今の自分にとって大きな養分になっているんだと思います


これまでテナーにもっと早く出会えていたらって何度も思ってきましたが、まわり道でもこれまでの音楽遍歴があったから今の感性に辿りついたと実感しています

もし2000年代にストレイテナーに出会っていたとしても間違いなく好きになっていたと思います

そこからライブに通っていたら今の自分はどういう価値観になっていたかな…って考えると、たぶん今とは違うものになっていたと思うんです

もしかしたら遠征するたびに旦那とケンカになってるとか、はたまた旦那もライブ好きになって生活が破綻してるとか笑

タラレバを想像してたらキリがないですね🤭

今の自分にとってのストレイテナーは「運命のバンド」だったというより、これまで積み重ねてきた音楽人生がようやく結びついた場所なのかもしれなくて、そしてACIDMANがその先を見せてくれました

もっと早く出会いたかったという気持ちはどうしても生まれてしまうけど、自分自身のタイミングも含めて音楽は物語として始まり、続いていくものなのかもしれないですね

年齢を重ねたから感性が鈍るのではなく、むしろこれまで積み重ねてきた音楽や人生経験があるからこそ、今しか味わえない深さで音楽を受け取れるようになったと思うようにしています


back numberだけをどっぷり聴いてた時に摂取できた養分がものすごく大事で、その潤った土台があったからこそストレイテナーやACIDMANのライブから得られたものがありました

音楽をもっと自由に、もっと深く味わえる感性を育ててもらったことに感謝しかありません

これからどんな音楽が、どんな新しい養分を与えてくれるのか、それを楽しみにまたライブへ向かいたいと思います