back numberの一つ一つの曲にじっくりと向き合ってるとやっぱり短いスパンでブログが書けなくて、6月もあと2日になってしまいました
最後のウェディングソングに相応しいと勝手に思っている曲の紹介です
back numberの『瞬き』
2017.12.20リリース
アルバム『MAGIC』にも収録
この曲は映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の主題歌でした
当時はback numberの曲だとわかっていましたが、父を亡くした後だったので闘病の物語は観たくなかったし、映画も曲にも興味が湧きませんでした
back numberを好きになって、肉親を亡くして少し時を経た今になって聴くと本当に心に重く突き刺さる曲に感じます
『瞬き』
この映画の物語が実話をもとにしていることもあって歌詞を書くのが難しいと思ったそうです
これまでの制作スタイルを変えて、あえて仰々しくも、でも「これは自分たちの歌だ」と思える、しっかり自分たちの血が通ってる楽曲にするための苦労を依与吏さんはこう語っています
"「幸せとは」なんて仰々しく始まってるからには、きちんとそれを言わなきゃダメだと思って、すごくその後、(この言葉に)向き合わざるを得なくなる、ということだった気がします。
で、何日か掛けて「星が降る夜」という、そのくだりが出てきて、改めて、“これだったら「幸せとは」って歌い始めてもいいんだな”って思えるようになり、そこから他を埋めていく…、という感じでした。
まず、「幸せとは大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ」っていう、ひとつの文章として考えていて、それが本当に言いたいことで、でもそれだけだと、“なんか強すぎて、メッセージ・ソングみたいになるなぁ”ってことで、この言葉を聴くとき、いい景色というか、キラキラしたものが頭の中に浮かんでいる上で聴けたら、強すぎることもないだろうし、“許せるんじゃないか?”っていう…。
(それが)「星が降る夜」と「眩しい朝」という対比だったんだと思いますけど。
「傘を差せる事だ そしていつの間にか僕のほうが守られてしまう事だ」ってところは最初に書き上げて、それを1番のサビにしようとしてたんです。
でも、いきなりこれだと、“もう…、言うことがねぇ!”ってなって(笑)。
これ、“ちょっと待とうかなぁ”と思い、切り離して、後ろのほうにしたというか…。
ある程度、時間の経過も欲しかったし、心の準備だったんですよね。"
幸せとは自分に傘を差してくれる人がいることではなく、自分が傘を差せることだと、そしていつの間にか自分のほうが守られてしまうことが幸せなんだと言い切ってます
こういう気持ちを共有して結婚生活をスタート出来たら理想的ですよね(*˘︶˘*).。.:*♡
でも、こういう理想的な関係はパートナーだけに限ったことではないと思うんです
兄が30歳で半年の余命宣告された時、私は「神も仏もいない」と思って色んなことやものに心を閉ざして無駄に過ぎてく絶望の日々をただ耐えるだけでした
そんな中、友人夫婦の家に招かれて、そこで兄のことを打ち明けた時です
友人の旦那さんは末期ガンであることを兄本人に伝えたのかを尋ねてきましたが、友人はその言葉を遮って「言えるわけないよ!」と涙を流してくれました
もう25年以上前のことですが、忘れられない出来事です
その友人は今でも私の心に寄り添ってくれる大切な人です
"また弱さ見付けて戸惑う僕に
でもそれが出来るだろうか"
こんな風に思う自分も確かにいるのですが、大切な人と一緒にずぶ濡れになっても傘を差して寄り添える人でありたいですね
本当にこの曲を聴くと、これまでの自分の半生とこれからどう生きるべきかを考えさせられます
そして今の幸せはやっぱりback numberの存在があってこそです
話をback numberに戻しますが、
この『瞬き』は2018年のドームツアーのオープニング曲でした
もちろん私はDVDでの鑑賞ですが、、、😅
ステージにメンバーが登場するとワーッと歓声が上がり、それが止んでシーンとしたところで、依与吏さんがスーッと息を吸って「幸せとは~」といきなりライブがスタートするんです
もう鳥肌モンですよ~
このブログを読んでくださってるどれほどの方がそのライブの感動を体感したことでしょう
ブロ友さんからその話をリアルに聞いてまた鳥肌が立つくらい、あの『瞬き』はシビレます
でも依与吏さん、心臓が飛び出るくらい毎回緊張したからもうやらないって言ってましたよね?笑
そんなこと聞くと尚さら生ライブのオープニングで聴いてみたかったなぁ
ライブといえば、2月から始まったファンクラブ限定のツアーが明日と明後日の東京でファイナルを迎えます
この公演はもともとは2月上旬に行われるはずのものでした
このチケットを持った方たちは5ヶ月もの期間を待ちわびてのいよいよのライブです
メンバーもファンの方たちも大いに盛り上がって素敵な時間を過ごすことでしょう
back numberが好きな人はみんな仲間だと思っているので、このツアーファイナルを思いっきり楽しんできて欲しいです٩(ˊᗜˋ*)و