先ほどこの記事を投稿した直後に、地元での地震の報道を知りました

皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたか?

被害がないことを心から祈っています🍀

 

私の親戚・友人は安否が確認出来たのでひとまず安心しました

でもそれだけでなく、住職を務める従兄弟家族がお彼岸だからと母の大好きなカサブランカのお花を、私に何も言わずに沢山お供えしてくれてるのを別の親族から聞いて涙が出ました😭

本当にこの一年は人の温かさに触れてばかりの、感謝しきれない日々です✨

 

このブログで出会えた皆さまにも感謝感謝です🙏

前回の記事でも読んでいただいたこと、いいねやコメントをくださったこと、本当にありがとうございました<(_ _)>

この記事の後半に書いた、私にとっての水平線の先の光が今、見えているような気がしますおねがい

 

なんのことやらですねあせる

本題に入らせていただきます

 

 

今回は春ソングではありませんが、今、今年だからこそ聴きたくなる曲、、

コロナ禍で卒業する学生さんが聴いたら胸を打たれるだろうと私が勝手に思っている、back numberの『水平線』を紹介します音譜

 

 

昨年の8月18日、いつものように寝る前にファンクラブのHPをみていたら、夜中の0時に新曲を発表したとの事で少し遅れてYouTubeを開きました

そこには優しいメロディに優しい歌声が重なっていて…

その『水平線』が優しいのには理由がありました

 

back numberの地元、群馬県で開催予定であったインターハイの運営を担当する生徒さん達から手紙が届いたことをきっかけに、活躍出来る場を失った高校生へ向けて書き下ろされたそうです

開会式が行われるはずだった8月18日にサプライズでYouTube上に公開されました

『水平線』に添えられた依与吏さんのコメントです

 

"費やし重ねてきたものを発揮する場所を失くす事は、仕方ないから、とか、悲しいのは自分だけじゃないから、などの言葉で到底納得出来るものではありません

選手達と運営の生徒達に向け、何か出来る事はないかと相談を受けた時、長い時間自分達の中にあるモヤモヤの正体と、これから何をすべきなのかが分かった気がしました

先人としてなのか大人としてなのか野暮な台詞を探してしまいますが、俺たちはバンドマンなので

慰めでも励ましでも無く音楽をここに置いておきます"

 

 

縦書きの手紙のように綴られた歌詞と優しいメロディで聴く人の心にそっと寄り添ってくれているこの曲は、公開から約半年で再生回数が5000万回を超えています

タイアップも宣伝もなくリリースもしていないのにYouTubeだけでここまで聴かれた曲はないのでしょうか

 

私もこのブログを始めた頃、この『水平線』のコメントに書き込む人々に共感し、母を亡くした喪失感を埋めるようにこの曲を繰り返し聴いていました

今もコメント欄は学生さん達の声が止むことはなく、数ヶ月前から"卒業式で"というワードも出ています

 

"水平線が光る朝に
あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に
誰かが綺麗と呟いてる

 

悲しい声で歌いながら
いつしか海に流れ着いて 光って
あなたはそれを見るでしょう"

 

この部分の歌詞がコロナ禍で我慢を強いられた学生さんの心を癒し希望を与えていたのかもしれませんねおねがい

 

大人だって理不尽なことや、大切にしてきた思いや希望が打ち砕かれることなんて山ほどありますよね

それでも、いろんな思いを昇華させた先に光って見えるものがあると信じたいですキラキラ

 

この曲を何度も聴いて、作詞した依与吏さんが一番言いたかったのは冒頭部分の歌詞なんじゃないかなと私は思っています

 

"出来るだけ嘘は無いように
どんな時も優しくあれるように
人が痛みを感じた時には
自分の事のように思えるように"

 

一見、綺麗事のような言葉ですが、

沢山の葛藤や失望を繰り返しながらも、いつかまた大事なものを見い出せた時には、人としてやっぱりこうありたいよね

って言っているような気がするんです

 

 

この曲を聴くと、その一年前の依与吏さんのライブMCがいつも頭に浮かびます

飾らない言葉で、聴いてくれる人たちの痛みにも寄り添える曲を作っていきたいと語った依与吏さんの言葉とこの『水平線』がシンクロするんですよね照れ

 

自分のブログに残したいので、最後に紹介させてください

'"クソみたいな1日ってあるじゃん

今すぐこの1日を自分の記憶から消したいなっていう1日があるじゃない
そういう日ってさ、
どんな音楽聴いてもさ、入ってこないんだよね

他人事のように思えちゃって
「頑張れ」「応援するよ」「一人じゃない」って
俺の悲しみをナメるな

お前に何がわかるんだ

ってなっちゃったんだよね

でもさ、そういうキツい日にこそ音楽が必要じゃない
だからオレたちはそんな最悪な日に聴いたとしても、
他人行儀じゃなく寄り添える曲をバカみたいにつくっていくバンドになりたいんだよね

そういう日に聴いて
「あ、なんだろうな、この人たちのこの曲聴いてると
他人事に聞こえないんだよな

なんか、この人たちがこんな風に歌ってるんだったら今日という最悪な1日もいつか
『あの1日がなかったらもっとキツかったのかもしれないなぁ』ってもしかして思えんのかもしれない」
って思えるような曲だけをバカみたいに書いていきたいんだよ
だから、オレたちは聴いてくれるあなたと日本一深い場所で出会うバンドになりたいんだよね

どうやったらそんなバンドになれるかわかんない

だって今だって命かけて一生懸命やってんだから

なんでなれねえんだよって思うけどさ

でも絶対絶対オレたちなりのやり方でなってみせるんで

これからもback numberを聴き続けてください''


ライブDVD『NO MAGIC TOUR2019』より