髪質に いささかのコンプレックスがあるので

整髪にだけは惜しみなく投資しているわたし

美容師さんは 一度惚れたらトコトン信じて浮気もしない
 


ところが 引越しで やむなく恋人探し

リサーチでいろんな美容室に行っている
 


わたしにとって美容院は くつろぎ空間でもなければならない

なにしろ コンプレックスをさらけ出せなければ行く意味がないから

そのせいか あたりをつけるまで 必要以上に喋る (探っているのだ 気を許せるか否か) 

 

昨日入った美容院での一コマ 

技術者が二人しか居ないこじんまりした明るい店

一番客のわたし と同時期に入店した常連さん

程なくおばあさんがやって来て ケーキが焼きあがったら娘が持って来ると言っている

『へェ~ 手造りケーキの差し入れ 地域一体型美容室か』

11日に 友人の結婚式で東京まで行く常連さんと なんだか話が盛り上がった

カラクリ時計が オルゴールで時報を奏でた 

「エーッ !?」 わたし以外 いっせいに振り返り時計を見ている 

・・・・・

「電池入れ替えたのよ」  元の空気が戻ってきた

      


      精算のとき 次来ることはないような気がした  

                 
        異色

           トツジョ赤 シモヤケ?