大人が泣ける感動の実話童話 「はしれディーゼルきかんしゃデーデ」  | 脳内出血を越えたら癌だってよ

脳内出血を越えたら癌だってよ

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脳内出血を超えたらガン発症ステージ4!
生存目標 2023年6月1日

主人公のデーデはディーゼル機関車

昔は貨車や客車をひいて大活躍していたけれど今は山口県でセメントを運ぶ仕事をしている

 

そんな時に東北で大地震が起きた

鉄道も道路も使えなくなって石油が無くなってしまった福島の人たちを助けるために走り続けた機関車の物語

 

デーデの名の通りDD51型の機関車は昔よく見た

電化されていない区間ではブルートレインをけん引することも有ったと思う

物語に出てくるのはDD51-852とDD51-759でもちろん実在の機関車

それに少し小さなDE10という機関車

 

九州や関西方面から新潟に集められたディーゼル機関車が毎日2回タンクローリー30台分の石油を会津若松経由で福島へと運んだという

 

絵本だからもちろん読者層は幼児なんだけど、あの当時の石油不足を知っている大人が読んでも感動してしまう話

大きなニュースの陰に隠れていたけれど見えない所で被災地を支えるために努力していた人たちがいたんだと再認識させられたお勧めの一冊