主人公のデーデはディーゼル機関車
昔は貨車や客車をひいて大活躍していたけれど今は山口県でセメントを運ぶ仕事をしている
そんな時に東北で大地震が起きた
鉄道も道路も使えなくなって石油が無くなってしまった福島の人たちを助けるために走り続けた機関車の物語
デーデの名の通りDD51型の機関車は昔よく見た
電化されていない区間ではブルートレインをけん引することも有ったと思う
物語に出てくるのはDD51-852とDD51-759でもちろん実在の機関車
それに少し小さなDE10という機関車
九州や関西方面から新潟に集められたディーゼル機関車が毎日2回タンクローリー30台分の石油を会津若松経由で福島へと運んだという
絵本だからもちろん読者層は幼児なんだけど、あの当時の石油不足を知っている大人が読んでも感動してしまう話
大きなニュースの陰に隠れていたけれど見えない所で被災地を支えるために努力していた人たちがいたんだと再認識させられたお勧めの一冊



