おじさんは、ぼうしを3こ もっていました

「あか」 と 「あお」 と 「きいろ」 の ぼうしが 1こずつです。
おなじぼうしが 9こずつ ほしかったので たりない ぼうしを
おみせに かいに行きました。
おみせには、
「あか」 の ぼうしが7こ
「あお」 の ぼうしが8こ
「きいろ」 の ぼうしが4こ
ありました
『これじゃぁ たりないなぁ』

おじさんは こまってしまいました
すると おみせの人が
『おとなりに うってますよ』
と おしえてくれました
おとなり の おみせには
「あか」 の ぼうしが1こ
「きいろ」 の ぼうしが2こ
うっていました
でも まだ たりません
なにいろの ぼうしが なんこ たりないのでしょうか。
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小学校一年生が鼻で笑うような問題だ。
分からなきゃ、おはじきセットでも出して、机の上に並べればいいが、一桁の足し算と引き算だから、色が三色になっても何も難しいところは無いだろう。
実際にイベントで使う帽子が必要になり、三色それぞれ9個分を揃えなければならなくなった。
最初の一個ずつは見本で買い、それでOKということで、残りを某100円ショップに買いにいったのだが、最初の店で数がそろわず、こんな次第になった。
困ったことに、ぱっと数が出てこないのだ。
100-7で苦しんだ時と同じ感じで、上手い具合にイメージすることが出来ない。
さすがに、このくらいの引き算は出来るのだが、「さて、何色のことだっけ?」と分からなくなってしまう。
「黄色が4個しかないから、8-4=4で、4個足りないのは、あれ、何色だっけ?」
自分自身で愕然としてしまう。
買い物籠におもちゃの帽子を入れて、数を何度も数えているなんて、とてもいい年をした大人のやることではない。
数量感覚。特に減算に障害が有る。加乗除は(多分)なんとも無いのだが、なんとも不思議な事だ。
時間感覚。特に、年数、月数、日数と並んで、日常生活に支障をきたすところだ。
賞味期限の計算とかね。
もちろん。メモに書くなり、スケジューラに入力するなりすれば済む程度なのだが、全く自分が嫌になってしまう。
さて、足りないのを買いに行こう。
何色が、何個だっけ??

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どこへ行ったんでしょうね
ほら、あの赤青黄色の
三色の帽子ですよ・・・」 - Amazon.co.jp
