ある日ある病院で診察の順番を待っていたら、診察室のほうからバシッバシッと音がする。
「何の音?」
と、隙間から見てみたら、ドクターが黒いゴムの駆血帯を大きく引き伸ばしてビシバシと音を出している。
妙に楽しそうだ。
そ、それで、どのナースにお仕置きをなさるのですか??
私にご用命いただければ・・・
僕はナースが心配で(←ここ大切)、こっそりと近くによって見た。
もしも、あのナース(誰だよ?)が犠牲になるなら、力を貸そう助け出そうと思ったのだ。
とこらが、ドクターは、おもむろに自分の二の腕に駆血帯を巻き始めた。
ド、ドクター。もしや自分で自分をいぢめるのでせうか?
次の瞬間、右手に持ったシリンジを腕に当てると、一気に内容物を体に送り込んだ。
まるで、薬物中毒の患者が自分で注射をするようだ。
ふぅっと心地よさげな声が聞こえて来そう
「なんだ、先生。自分のだったんですか?」
そばを通るナースがあきれたように言う。
ま、考えたらそうだよな。
だって、注射は看護師がしなきゃいけないわけじゃないんだもんね。
本来医者の仕事であるはずなんだ。
その後、なにやら紙に書いたものをナースに手渡していたけど、あれって自分が自分に出した処方箋?
便利だよね。
自分で合法的にできるんだもん。
でも、まさか、覚せい剤ってことは無いよね?
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