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遅まきながら、見てみたのだが、いや、なかなか良かった。
おそらく、脳卒中で麻痺が残ったりした人にも、その人の家族にも超お勧め。
全身麻痺で電気車椅子生活の大富豪の介護者に応募したある黒人青年と、その大富豪の話だが、実話に基づくものだそうだ。
中でも、ガツーンとやられたのがこのシーン。
この青年、ある理由で一つの書類に、この大富豪のサインが必要なのだ。
サインを拒む富豪に彼が理由を尋ねると、富豪は電気車椅子を操って彼の前に移動する。
両手はもちろん動かないので、車椅子の手すりに置いたまま。
それを見て、青年は一言。
「やっかいだな」
普通なら、言葉を失うか、かわいそうにと声をかけるか、又は見てみぬ振りをするか。
それって、いわゆる「健常者」の視点で、意地悪く言えば「上から目線」だよね。
ところが、この青年は、そんなことには関係なく「やっかいだな」と言ってのける。
しかも、翌朝に又来るように言われて立ち去るときにも、
「見送らないよ」と言う車椅子の富豪に
「いいんだ。座ったままで」
「障害を持つ=かわいそうな人」というステロタイプなイメージは間違ってるよね。
と、改めて考えてしまう映画でした。
ハリウッドでリメイクするらしいけど、このままがいいなぁ。
作品の中に流れる懐かしのEW&Fの曲も、ぴったりはまって最高。
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