http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130424/k10014142221000.html
体のさまざまな組織になるiPS細胞を使って、筋肉が次第に衰えていく病気=「筋ジストロフィー」の病態の一部を再現することに、京都大学の研究グループが世界で初めて成功しました。
画期的な新薬の開発につながる可能性があると期待されています。
・・・ここまで
以前、筋ジストロフィーを病んだ子と、仕事でつながりを持ったことがある。
当時、彼は8歳。
体は他の子よりも小さく、つま先でピョンピョン跳ねるような歩き方をしていた。
転んでしまうと危険なので、柔らかいヘッドギアを着けていたのだが、他の子からからかわれたりして、それをとても嫌がっていた。
この子の命は、あと長くても20年くらいなのかなと思うと、何とも不思議で、他の大人もちょっとどう考えたらいいのか困るところがあった。
その内に、自力で息をすることも出来なくなるなんて、どんな気持ちだろうか?
あれから、20年ほどの月日が経つ。
もう彼はこの世に居ないかもしれないと思うとやるせない。
どうやら、このiPS細胞が画期的な新薬の開発に繋がるかもしれないらしい。
もし生きているなら、彼はこのニュースを、どんな想いで見ただろうか?

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