どちらも溌剌として元気いっぱい。
明るい笑顔で、やる気に満ち溢れているという感じ
残念ながら白衣の上にエプロンを着ているのだが、本物のナースと区別するためには仕方ないだろう。
私がリハビリよりも彼女たちの方に意識を集中したのはもちろんだ
あんな笑顔を無視するなんて言う人倫にもとることは、私にはできない。
さて、リハの先生の指示で、一人の学生さんが車椅子の患者さんの姿勢を変えようとしたのだけれど、どう言うわけか患者さんがずり落ちてしまって、寝椅子に座っているような状態になってしまった。
自分では起き上がれないようで、学生さんが後ろから手を伸ばして体を起こそうとするのだけれど、どうしてもうまくいかない。
一般的な状況なら「チャーンス」とばかりに学生さんに手を貸してやって、ついでに「お昼の予定は?」とかってことにはなりそうなんだけど、さてどうしたものか??
学生さんは何度も繰り返すんだけど、どうしても持ち上がらない様子。軽そうな患者さん何だけど。
よし、今が手を貸す時と思ったら、リハの先生がやってきて、
「どうしたの?」
この先生は見るからに華奢な超々美人で、学生さんよりも小柄なんだけど、学生さんの説明を聞くと、後ろに回って、ひょいと数秒で患者さんを座らせてしまった。
あの体のどこにそんな力が???
「すごいですねぇ、学生さんがやっても持ち上がらなかったのに」
と言うと、ニッコリと微笑んでいたけど、先生、魔法使ったでしょ??
しかし、あんまり驚いて、学生さんに声かけるの忘れてしまいましたよ。
困ったもんだ。

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