「あのオヤジ、ナースの白衣が好きだから・・・」
いや、否定はしないけれど、実は娘の進路と関係が有る
もうすぐ3者面談で受験先を決めなきゃならないんだが、今回の入院で、おいらは「看護師」ってものに惚れてしまったのだ(特定の誰かじゃないよ!)
でも、娘は家内と同じで超文系。おいらは、理系。
実は、こんな恥ずかしい事をやってしまった前歴もあるくらい。
高校生には人気の職業と進路指導の先生も言ってたけど、本当の所はどうなんだろう?
ちなみに、看護師に惚れたきっかけを、FC2のエントリーからコピーしておきます
繰り返しになりますが、「特定の誰かに惚れた」訳ではないので念のため!
***ここから***
私は、日本人にしては鼻が高いほうだと言われる。
もう少し若いころは(20年くらい前だけど)外人の某アーティストに似ていると良く言われたものだ。もっとも、似ていると言われた当の本人は、既に死んでいる人だったので、多少複雑では有ったけれど。
どうせなら足も外人並みに、すらりと長くスマートになっていればよかったのだが、それは残念ながら日本人の標準にも届かない。でも、それは今回のお題とは関係ないので記憶から削除すること。
意識を取り戻してすぐのころ。私は酸素マスクをかけさせられていた。プラスチック製で、決して硬いわけではないのだけれど、顔につけると違和感というか異物感というか、何とも邪魔っけでしょうがない。その上、昔から鼻が良く詰まるので、マスクをすると息苦しくって仕方がない。
「え? 鼻と口をマスクで覆うんだから、関係ないんじゃないの??」
うーん、そこなのだよ。詰まった鼻の上にマスクを載せて、それを顔に密着させようとすると、鼻の穴が上から押されて閉じてしまうのだね。自然、口から息をすることになるんだけれど、意外と息苦しい。
どうやら、そのために無意識のうちにマスクを外していたらしい。決して意図的ではないのだけれど、体が楽だと思うほうを選んだのだと思う。
そんな時に、病室にベテランの看護師さんが入ってきた。
「Sさん。すぐに酸素マスクを外してしまうっていう話なんだけど」
え?どこで見てたんだろう。天井あたりに有る監視カメラで見たのか?(本当に監視カメラかどうかは解らない)
「いまあなたには酸素が必要なんです。酸素が脳に行かないと・・・・・」
有りがたく染みました。別に反抗的な意味で酸素マスクを外していたわけではないのだけれど、必要なものを理解せずにしていなかったのは確かなわけだから。懇々とされる説明を素直に聞きました。もちろん、酸素マスクをしてね。
意味が解れば取り組み方が違ってくる。そんなこと解っていたはずなのに、恥ずかしながら改めて認識させられた。
患者が10人いれば10通り、100人いれば100通りの対応の仕方が有るのだろうなと思う。厳しく指導することでうまくいく場合もあれば、やさしく包み込むように持っていくほうがいい時もあるだろう。それを見極めて対処するのもナースのすごさだなと思った。

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