ももいろホルモンの萌え萌えプロレスホームラン -2ページ目

れにちゃんにとっての国立とはなんだったのか。そしてれにちゃんにとってのももクロとはなんなのか。その答えはわかりやすいようでわかりにくいのかもしれない。


QJの高城れに特集号を読んで、自分は感動したと同時にある種の痛々しさも感じてしまった。れにちゃんはここまでももクロ・高城れにである必要があるのか。人間・高城れにに戻れる時間はあるのだろうかと。


かつてれにちゃんがリーダーを降ろされた理由として「高城は責任感が強すぎて押しつぶされてしまうから」という意見があったと耳に挟んだ。確かに本番直前、不安で泣きじゃくるれにちゃんの映像を何度か目にしたことがある。パンナコッタでのメンバーカラーチェンジの時にリーダーカラーである赤を引いた時も、他のメンバーが笑顔を交えながらそれぞれのカラーを楽しむ中、なんとしてもセンターを務めあげようと必死の形相で挑んでいた。


今思い返すとあのパンナコッタが国立前にファンがメンバーを直接激励出来る最後の場だったかも知れない。あの日、ももクロらしい和気あいあいとしたMCの中でれにちゃんは1人号泣した。れにちゃんの国立に懸ける強い想い、そしてももクロへの強い愛を感じた気がした。


迎えた国立の舞台、れにちゃんの目に涙は無かった。いつも通りの満面の笑顔、ガムシャラなダンス、透き通った歌声、とんちんかんなMC。控室で人間・高城れには大粒の涙を流したかもしれないがステージ上のももクロ・高城れには強くたくましかった。


最後の挨拶でれにちゃんは「どんどん叶えられる夢に自分でもついていけない」と言った。そして「私達についてきてじゃなくて同じラインに立ってずっと一緒にいて欲しい」とも。れにちゃんはいかに自分が凄い存在になってしまったのかを自分で確認する間もなくここまで大きくなってしまったんじゃないか。そしてそんな自分自身に現実味を感じられないんじゃないか。だからこそメンバー、スタッフ、そしてファンといつまでも一緒にいたいと願ったんじゃないかな。ファンの笑顔がれにちゃんを照らす道しるべになっているはずだから。れにちゃんの目には路上時代からのファンの笑顔も、国立で初めてライブを見たファンの笑顔も同じに見えているはずだから。


今残っている唯一の0期生として誰よりも長くももクロと接してきたれにちゃん。ももクロがももクロになる前から、れにちゃんがももクロになることは必然であり運命であり奇跡だったのだろう。


国立後のブログに書かれた「人気者じゃなくて本物になれ」との言葉。多分その道はあやふやで不安定なもの。だかられにちゃんは泣いて迷って立ち止まってしまうかもしれない。でもその時はみんなで道を探せばいい。その為にれにちゃんは俺達に「同じ景色を一緒にみて、色んな思いを共有しあって、与えあって一緒に前に進もうね」と言ってくれたと思うから。


国立の翌日、ディズニーシーでれにちゃんの目撃情報が耳に入った。どうやられにちゃんのほうからモノノフに話しかけたらしい。冒頭で述べた自分の不安は吹き飛ばされた。ああ、高城れには24時間365日高城れになんだな。人間・高城れにとももクロ・高城れにに境界線はない。これからもれにちゃんはステージ上と変わらぬ笑顔をいつでもどこでもでふりまいていくだろう。高城が笑えば俺らも笑う。俺らが笑えば高城も笑う。笑顔と笑顔の無限ループ。高城が笑えば世界が笑う。高城れには裏切らない。

ももクロにとって最大の夢舞台である国立2DAYSを終え、誰が一番最初にブログを更新するのか楽しみにしていたらまさかまさかの玉ちゃんだった。玉ちゃんと言えば大体2週間に1回程しかブログを更新せず内容も短文。大きいライブの後はメンバー全員がブログでそれぞれそのライブを振り返るのが恒例だが、玉ちゃんが1番乗りで更新するのは少なくとも自分の記憶にはなかった。

その事だけでも十分驚いたのだが、もっと驚いたのはその内容だった。ブログの更新順番がそままメンバーが書いた順番とは限らないが、玉ちゃんのブログを読む限りきっとメンバーの中で真っ先に書き終えたのではないか。そう思ってしまうほど国立への、ももクロへの強い想いが感じられた。




国立のMCで玉ちゃんが絞り出すように言った「この5人が集まったのは奇跡」という言葉。この言葉は玉ちゃんだからこそ言えた言葉だと思う。本当なら玉ちゃんは今ももクロにいなかった人間なのだ。あの時、川上が玉ちゃんをももクロに残そうとしなかったら、玉ちゃん本人が涙ながらにももクロに残りたいと言わなかったらももいろクローバーZの玉井詩織は存在しなかったのだ。そして断言出来る。玉井詩織がいなければももクロが国立の地に立つことは出来なかったと。

0期生の頃から夏菜子とれにちゃんに出会い、何人かの仲間と別れ、偶然の流れの中であかりんとあーりんと杏果と出会った。ほんの少しでもタイミングがずれていれば後に永遠の仲間となるこの6人が出会うことはなかった。例えば、アイドルグループに入ることを目標としていれば同じゴールを目指す仲間は見つかりやすいかもしれない。でも現在ももクロとして戦う5人は最初からアイドルを目指していたわけじゃない。それどころか歌を歌いたかったわけでもない。無作為に選ばれた5人が運命共同体として10万人の人で埋まった国立競技場の舞台に立った。こんな奇跡が他にあるだろうか。玉ちゃんはこれらのこと全てひっくるめて「奇跡」と表現したんじゃないか。

玉ちゃんはメンバーの中で一番誤解されやすい気がする。何でもそつなくこなせてしまうから努力してる姿がなかなか思い浮かばない。掴み所のない仕草や性格のせいで辛そうな姿や悩んでる姿が想像できない。しかし、イメージ出来ないだけで実際の玉ちゃんのももクロへの愛は、俺達が思ってる何倍も何倍も巨大なもののような気がしてならない。

あの日玉ちゃんは「ずーっとももクロを存在させたい」と言った。でも何十年も存在する女性アイドルなんてありえない。それは俺達もわかってるし、頭のいい玉ちゃんのことだからずっと永遠にみんな一緒なんて不可能だってきっと頭のどこかで気付いてる。でも言わずには言えなかった。願わずには言えなかった。これはきっと玉ちゃんのワガママだ。誓いでも約束でもなく玉ちゃんがそうしたいからそう願った単なるワガママ。

人一倍恥ずかしがり屋で、人一倍他人の目を気にする気ぃ使いの玉ちゃんが10万人に強要したワガママ。嬉しいじゃないですか。ついに玉ちゃんが俺達にワガママを言うようになったよ。心をひらいてくれたよ。



国立では新しい道を作りたいと言った。そしてブログには新しい冒険に出ませんか?と書いてあった。ももクロの5人ではなく、ももクロとモノノフと一緒に。巻き込まれちゃったね、玉ちゃんのワガママに。これはもう一緒に行くしかないでしょう。いつまでも、どこまでも。

2年振りのブログ更新なのでtwitterと連携出来ているか試験的に投稿してみます。