「下流志向」(学ばない子どもたち、働かない若者たち)内田樹 | BACKBONES

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目次を見ただけで驚いている場合ではない。

なんということが進行しているのか。驚かずにはいられない。

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・新しいタイプの日本人の出現

学ばないこと、労働しないことを「誇らしく思う」とか、それが「自己評価の高さに結びつく」とか、そうゆうことが起きている。

・勉強を嫌悪する日本の子ども

・わからないことがあっても気にならない

「矛盾」を「無純」という文字で書き、その言葉を正しい意味で使っている。
普通は意味のわからない言葉に遭遇するとスキップしようとしても、なんとなく気にかかる。いまの若者たちはスキップして気にかけない。世界そのものが穴だらけである。

・不快という貨幣

教室で使える貨幣は「不快」だけである。
教室は不快と教育サービスの等価交換の場となる。
十分間の不快に見合った授業なら十分間だけ集中して、あとは知らない。

 生徒たちの意思表示を見るがいい。だらだらとして姿勢をとることに全力を尽くしている。いやいや礼をして、のろのろ着席する。「きちんとした動作をしたせいで、うっかり教師に敬意を示していると誤解されないように。」「その教育サービスにまたく期待していないと、全身で意思表示している」

・未来を売り払う子どもたち

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このような事実を突きつけられると、あらためて気づくことがある。

学校はほんとうのことを教えない。

教科書に書かれていることは事実ではない。

「法隆寺は聖徳太子の建立した寺ではない」

「クフ王のピラミッドは王の墓ではない」

「動物は少しずつ進化をしていまの形になったのではない」


新聞をみても真実は伝えられない。誰かがこう言ったという噂話に近いものだらけ。

新聞を読もうとすると、普通の漢字が使われていない。

もういちど考え直さないといけない。こう言いたくなる。