忙しい忙しいとか言いながら、
この夏は
大学の授業に参加させてもらっている。
コロナでまだオンライン形式なので、
自宅から参加。
こういう機会が得られるのは
ある意味コロナの恩恵と言える。
さてその授業、
初回の自己紹介で
「あと3週間で予定日です」
と話す妊婦の生徒がいた。
お腹が大きいので
机に座る姿勢が苦しく、
ちょっとグデッとした姿勢で授業受けますが
ごめんなさい、
という様なことを言っていた。
いやいや、
身重で授業受けるだけでも凄いのよ、
体勢なんてどうでもいいの。
子持ちの教授も彼女のやる気を讃えたし
クラスも彼女のお腹を暖かく見守る雰囲気だった。
そして確か4回目の授業の時、
画面に映る各生徒の枠の中に
小さな人間を抱く者が1人。
皆んな気付いてワーキャー
3回目と4回目の授業の間に
無事
出産を終えて
なんとお母さんになっていた!
初産!
授業を休むことなく出産!
彼女の若さによるところも
少なくないと思うけど、
それを可能にさせる環境があるのは
素晴らしいなと思う。
産後すぐに病院から出されるとか、
授業料が高いから無駄に出来ないとか、
そういう事情もあるのかもだけど、
この学びへの意欲は素晴らしい。
彼女が何足の草鞋を履いているのか
わからないけれど、
ぜひ応援したいと思った。