あーやっと終わりました。
実は10日位前から、
山崎豊子の二つの祖国を読んでいました。

購入したのは数年前
(電子書籍で)、
なかなか読み始めるチャンスが
なかったのですが、
少し仕事も落ち着いていたので
よしっと読み始めたのでした。

電子書籍が故なのか、
単に私が間抜けなのか、
全体の分量を把握し切れぬまま読み始めたので
半分位読んだところで
今度は仕事が急に忙しくなり
なかなかまとまった時間が取れない。

しかしストーリーの方も佳境に入ってきて
あまりの内容に鬱々として眠れない日も出てきて
これは早めに読み終わらせないと
自分の身心が参りそう
と睡眠を削って読み進めた甲斐あり
やっと先ほど終わりました。

この時期に、アメリカで、この本を読んだ意味は
大きかったです。
アメリカ合衆国って、
誰の国なの?
何で市民の間に差があるの?
いい国なの、悪い国なの?
スパイラルに陥りそうな問いばかりが浮かびました。
差別、原爆、自己中主義…
色々考えさせられ
正直、相当疲れた。

でも、
アメリカで暮らす日本人として
知っておくべき史実を学べるお勧めの一冊です。

敢えて本筋には触れず、
しかし貴重なtake awayを共有するとするならば、
酒は怖い、
これに尽きます。

ま、それは置いといても、
ぜひ多くの人に読んでいただきたい。