例のTVドラマ、
Zoey’s extraordinary playlist
について。
ネタバレがあるので、
結末を知りたくない方は
これ以上読まない方がよさそうですよ。
さて、結末知っても大丈夫よ
という皆さん、
改めましてこんにちは。
このドラマで私が心を掴まれたのは
ゾーイ(主人公)のお父さんの介護についてです。
お父さんはPSP(進行性核上性麻痺)
という難病に侵されていて、
自宅で療養していたのですが
ある時、家族だけでは対応し切れない、と
ケアテイカーを雇うことにしました。
そこで雇われたのがHowieです。
多分Howieは軍上がりの看護師で
(↑ちょっと間違ってるかも)
見た目はガサツなオッサンなのですが、
実は、
聴覚障害を持つ娘を育てる
人情味のあるオヤジなのだとわかります。
お父さんの病状が進行し、
いよいよその時が近いと判断したHowieは
家族を呼んで、冷静に、でも温かく
事実を伝えます。
「お父さんは○日前から
口からの摂食、水分摂取が全くできなくなりました。
これから徐々に彼の内臓が機能を停止していき
多分○時間で全てが停止する時が来ると思います。」
(↑かなり意訳)
そこから家族はそれぞれ
お父さんと最後の時間を過ごし
お別れの時を迎えたのでした。
もちろんこれはフィクションだから
現実にはこんな風にはいかない。
もっと予測不能なことがたくさん起こる。
でも、
そんな時
Howieみたいな人がいてくれたら
とっても心強いな、と。
しかし、これも現実的に言えば
Howieをゾーイの家族並みに雇おうとしたら
どれだけの費用がかかるのか
想像すらできない。
いつか訪れる親の介護や
もしかすると夫の介護。
そんな状況を思い浮かべながら
こんな風に頼れる人の力を借りて
看取れたらいいな
と思ったのでありました。
ちなみにストーリーを知らずに号泣したのは、
お別れの会で流れた
American Pieにやられたからです。
私はマドンナ版しか知らなかったのですが
オリジナルは8分超もあるんですね!
ドラマで歌われたのはオリジナルの方でした。