昔、夫と転職の話になった時、
日本の企業にいると
「私はこれができます」
というものが無い人が多いねという話になりました。

今は昔よりは専門性志向が強まったので
そうでもないかもしれないけど。
昔は、笑い話で、
管理職の転職面接で「あなたは何ができますか?」ときかれて
「私は課長ができます」としか答えられなかったとかありましたよね。

現実問題、
やはりこれといったアピールできる専門、強みがないのは
日本でもアメリカでも転職では苦労すると思います。

で、私自身はどうなのかというと、専門職でありながら、
やはり日本の仕事は「何でもあるけど何にも無い」な
何でも屋でした。
しかしアメリカでの最初の職場がかなりニッチな専門で、
転職後の今の仕事も別の分野のニッチなもので、
アメリカではニッチ街道を進んでいる感じです。

ニッチ街道、強みがあって良さそうですが、
弱点としてはその業界が廃れたり下向きになると
途端に仕事が無くなって、共倒れという運命が。
専門性が高い分、汎用性が乏しい。

なのでこれまたキャリア構築の専門家からは、
忙しくてもサブニッチの方も研鑽を怠らないように、との
アドバイス。

現ニッチだけで忙しいのに、
サブもなんて…

でもこうして複数伸ばせる人がきっと生き残るのでしょうね。