その昔、
故ラガーフェルド氏が
スウェットパンツはsign of defeat
という発言をして物議をかもしたことがありましたが、
今のレギンス文化をどう思われるのか気になる所。
もうご意見を伺うことは叶いませんが。
さてこのレギンス文化、というかファッション。
日本でも一般的に市民権を得た衣料品ですが、
日本だと大概はチュニック的な丈の長めのトップと合わせて、
お尻やお股は見えないように着ますよね。
が、アメリカではお尻お股丸見えで着てる人が多いです。
元々はジムやヨガなど用であったものが、
その行き帰りもそのままの格好で
買物や用事を済ませるため、街中でも定着した
みたいな感じでしょうか。
チノやジーンズより着心地がよいからか、
今ではジムともヨガとも関係なく、
普段着として着ている人が多い印象です。
ちょっとふくよかな方などは
ストレッチが体への負担を軽減して、よいのかもしれません。
確か、ユナイテッド航空では、
レギンス姿の人の搭乗が拒否されたニュースもありましたね。
それ位日常着として使われているわけです。
さて、着心地は良くても、
体の形がまんま出るこんな着方。
私には出来ないわ〜とか思いながらも、
先日ひょんなことから試着する事になった。
毎度おなじみのAthleta
私が試したのはもっと無難な色でしたが、
明るい色の方が陰影が分かりやすいのでこの色の写真を。
で、試着したら分かった。
なんと、レギンスに
ヒップアップと下着の線が出ない加工がされていた!!
街行くレギンス着用の非日本人を見て
「あんなプリっケツだから履けるのよね…」
と思っていた駐在員の奥様。
それは逆!
あなたも履けばプリっケツ間違い無しなのです!
そして下着の線を気にしてthongを履く必要もない!
あ、だけど
どのメーカーのもヒップアップと線消し効果があるのかは
定かではありませんので、
ご自身で必ず検証してから使用してくださいね。
さて、レギンスを履いてみて分かったのは、
問題は後ろ側より前側にあったということ。
何が問題って、
シワが出来たら、一気にダメ感が出てくる。
どこのシワかというと、
たけしがコマネチ、って手を置くあたり。
広告のモデルさん見ても
誰もシワ出来てないもんね。
で、私は更に検証してみた、
どうしたらシワが出来ないか。
もちろんサイズの合ったものを選ぶのは大前提ですが、
履き方にコツがある。
それは、履いた時に上まで上げ切らないこと。
つまり、レギンスの股部分と自分の股との間に
空間を残したまま着る感じです。
ただこれ、私なんかはかなり違和感あって、
すきあらば股上を持ってたくし上げたくなってしまうんですよね。
そんなわけで、
やはりアメリカンなレギンス着用法は
ハードルが高かった。
はあ、レギンスについて
超熱く語ってしまったわ

**お写真は全てAthleta.comから**