トレーナーさんから送られてくる写真に
不安を募らせること数週間、
Basic obedience の修行を終えた怪獣君と
再会の時がきました。
犬のしつけにおいては、
それが喜びの表現だとしても
犬がジャンプして飛びかかる行為を良しとしないため、
「再会時に犬が喜んでジャンプしてきても、
毅然とした態度でno, off を貫いて下さい」
と、再会に先立って受講した親トレーニングで
釘を刺されていた我々人間。
数週間ぶりに会う怪獣君、
少し体が小さくなっていました。
そして予想通り、
喜び尿漏れをしながら飛びかかってきます。
思わず屈んでなでなでしたい衝動に駆られますが、
至近距離にトレーナーさんの鋭い眼光が…。
つい数時間前に学んだ事を反故にする気か?
と目が語ります。
教えに従い「私は電柱、私は電柱…」
と、もごもご呪文を繰り返し直立不動になる人間二人。
すると、
それまでキャッキャクークー言っていた怪獣君が、
足もとでお座りして、こちらを見上げ始めました、
これまでに見たことのない
キリッとした眼差しで!
はっ‼︎
これが修行を成し遂げた者の姿なのね‼︎
この先我々人間は、
プロの手にかかった犬の成長に
驚かされることになるのでした。
やはりプロの仕事って、プロだね、
と夫と感心した次第。