アメリカの組織に働いていて思うのが、
こちらって、
内部の人にはすごく手厚い。
健康保険や年金も、
日本より補助が多いと思うこともあるし、
休暇もアメリカの方が多いと思う。
小さい話だけど、
オフィスにエスプレッソマシーンやらソーダマシーンがあって、
色々な飲み物が飲み放題だったり。
アメリカのある著名ロジ会社では、
大雨、大雪、山火事、大イベント等々
何かあるとすぐにアラートを送ってきて、
「そんなわけですので、
従業員の安全を第一に考え、
荷物が遅れる場合があるのでご了承ください」
てな具合。
要は、
従業員 > お客
それでいいんですよ、だって命が第一ですから。
だけど、日本人的感覚なのか、ちょっと違和感を覚えてならない。
しかし、逆にびっくりするのが、
例えば収益が減ってコスト減を迫られた時、
こちらはまず人を切りますよね。
私だったら従業員をリストラしないで済むように、
上に出てきた飲み物マシーン類のリースを止めてみたり、
レンタルしているアート類や華美な植栽を終了したり
すると思うのですが、
そういう風にはいかない。
あくまで内部にいる人々の快適さは奪わない。
この辺が不思議でなりません。
サークルの中にいる人々はとっても優遇する、
でもサークルの外の人、サークルを追われる人は
二の次。
そういうことなのかな。
まだまだアメリカのBusiness thinkingには
馴染めていません。