未だに私はウーバー(リフトとかも含めて)のビジネスに懐疑的です。
日本のウーバーがどういう業務形態なのかはわからないけど、少なくとも、アメリカのウーバーはカーシェアでもライドシェアでも無く、単にタクシー業だと思う。
ライドシェア、日本語だと「相乗り」と訳されるけど、
ウーバーのビジネスを表す表現としては間違っている気がする。
本来相乗りとは、移動という目的を持った複数の人または組が、同じ乗り物に乗り合わせることをいう。
つまり、1人だろうと別の人と一緒だろうと、個々人にはある地点に移動するという目的がある。
しかしウーバーの場合、運転手にはそもそも移動するという目的がない。
Aという場所に行きたいお客がいなければ、ウーバー運転手は自分だけでAという場所には行かないはずである。
もしウーバー運転手がもともとAという場所に行く予定があり、自分の車に空席があるから、Aに行きたい他の人を募集して乗せるのであれば、これは真のライドシェアであり、相乗りである。
つまる所、ウーバーのビジネスは、shareではなく、provideなのではないかと思う。
ライドシェアではなく、個人所有の車両を使ったタクシーサービスの提供に他ならない。
確かにAppで招車して決済も出来るのは便利だと思う。けど、その機能が従来からのタクシーにあれば、それでいいのでは?
ウーバーは、そのビジネスが無ければ走っていないであろう車が多数街中を走ることで渋滞が酷くなり、いたずらに危険運転する車を増やしているに他ならない。
以前も書いたけど、
確かに流しのタクシーがいない場所や、
タクシービジネス自体がない地域では
ウーバーはあっていいと思う。
でもそれ以外の場所では、なくていいと思う。
例えば、タクシーの登録台数が人口比〇%以上の所では
ウーバーは営業禁止とか、
考えてくれないかな、行政のほうで。