まだ泡で出てくる石鹸などなく、水道も石鹸も自動センサーのなかった時代の話。
公共の場所にあるお手洗いで、備付の液体石鹸ディスペンサーから乾いた手に石鹸を出して、ハンドクリームのごとく手の平&甲にのばして、それから水ですすいでいる人が多くて驚いた。
全然泡立ってないし、すすぐのも時間かかりそうだし、手も荒れそうだな…と横目に見ながら思っていた。
が、よくよく考えてみると、昔の石鹸ディスペンサーって、シンクの上ではない壁とかに取り付けられていて、濡れ手で出そうとするとその下に水たまりが出来てしまって。
ひょっとすると乾いた手でハンドクリームのごとくーという手洗い方法がアメリカでは正統派の手洗い方法だったのかもしれない。