このオーブン袋、存在は知っていたもののなかなかお店で見かけなくて、職場の人に相談してやっと見つけました。
ホールフーズやTJには置いてないということで、ちょっと健康への影響が気になって…そもそも高温のオーブンの中で溶けないってどういう素材なんだろうと。
そんな懸念が頭の片隅にはあったものの、使ってみたいという興味が勝り挑戦。


ではターキー後編です。

24時間ブライン液につけたターキーを一旦水洗い。首と内臓も取り出して、水気をふき取ります。

広げたオーブン袋に1tbspの小麦粉を入れ、ふりふり。

その後袋にターキーを入れて、太ももに温度計の計測器部分を差します。
付属の袋とじワイヤーで袋の口を閉じ、上部に1センチ程度の切込みを6箇所作ります。これは通気口になるそうです。そしてあまった袋の端っこは切り落とすと取説には書いてあるのですが、私は切落としませんでした。(←単に忘れた) でも問題なし。

華氏350度に予熱したオーブンにターキーを入れます。
取説によると袋が膨らんで熱源部に触れることが無いよう十分な空間を上部に作るようにとのこと。あと、袋の耐熱上限が華氏400度なのでそれを超える調理には使えないらしい。

一旦オーブン袋に入れてしまったら、もうバスティングも出来ないし、あとはただじっと時間が経つのを待つだけです。この「何もしない」が、多分1回目のターキーだとちょっと物足りなく感じるかもしれないので、初めての場合は袋以外がいいかもしれません。手間は少ないに限る!ということであれば袋焼きはお手軽でほんとにお勧め。

前回はオーバークック分も含めて計4時間超焼いていたのですが、オーブン袋の取説によると10パウンドサイズなら90分から2時間で焼きあがるとのこと! ワオ、時間半分ですよ!

確かに2時間経った所で肉温度計を見たら、すでに184度! 慌ててオーブンから取り出し、クーリング開始。

 

こげ色は部分的にしかないものの、肉汁が袋の中でグツグツして、これはいい感じ。

20分室温に放置した後、袋から取り出しお皿へ。

 

何箇所か深そうな所に温度計を差してみましたが、どこも170度以上を示していたのでOK!

-オーブン袋総括-
袋のおかげで油がオーブン内に飛び散ることもなく、においも幾分か少なめな気がしました。
そしてなんといっても、役目を終えた袋をぽいっと捨ててしまえる気軽さは、何にも換え難い。
気になっていたパサパサ防止になるかという点については、確証はないものの、きっとなっていると思います。少なくとも、前回のオーバークックパサパサ状態よりはましなはず(笑)
マイナスを言うと、焼き色がつきにくいのかなと。そのため見た目的にはいまいち。宴の演出役も兼ねてもらうのであれば、袋焼きは向いていないかもしれません。


やる度に「もうやらない」と思いながらも、喉もと過ぎると「次は…」とか考えているターキーとの戦い。
きっと2016年も開催されることになるでしょう。