ブリザードニュースに振り回された昨日。よくよく聞いたらこの辺の降雪は北東部のブリザードとは別物だったようす(笑) そんなわけで今日は晴れてます。

さて、ぷれ~り~という中西部の日本語フリーペーパーに気になる記事が載っていた。

健康の新知識というコーナーに書かれたものだったけど、British Medical Journal誌に掲載されたある研究によると牛乳摂取量の多い人は少ない人と比べて寿命が短く、女性では骨折が増えると報告しているらしい。
そして、1日3杯以上の牛乳を飲む女性は、1日1杯未満のひとと比べて死亡率が90%高く、股関節部骨折が60%多く、骨折全般では15%多かったという結果がでたらしい。

これだけだとにわかには信じがたかったのですが、同じ記事の中で宮崎大学教授の医学博士の言も載っていて、そこには、「牛乳は子牛には高栄養価の完全食品だけど、人が摂ると早熟、早老をもたらす。離乳期後ラクターゼが分泌されない日本人が牛乳を飲み続けると骨を弱めることになる」とのこと。

あまりの衝撃に夫にこの話をしたら、「以前からそういう話はあったじゃない」、と。
…全然知らなかった。

上の記事には続きがあって、健康優良食品ヨーグルトについても低脂肪のヨーグルトでないと糖尿病発症のリスク低減効果は期待できないらしい。このヨーグルトの研究は欧州糖尿病学会誌に掲載されたものなので効果の対象が糖尿病だけに限定されているけれど、実際のところそれ以外の健康効果はどうなのだろうかと気になってしまった。それに、記事上では何パーセント位の脂肪分をもって低脂肪というのかの記載がなくて気になるところだけど、記事全体を通して牛乳脂肪分の殆どが飽和脂肪酸で有害であるとうたわれていることを考慮すると、脂肪分は低ければ低いほどよいのであろうと。


私は普段、タンパク質&カルシウム摂取にと牛乳は無脂肪のもの(Skim Milk)、それにヨーグルトはWhole Milkものを買っていたのだけど、この記事を読んでちょっとこの構成を考え直した方がいいと思い始めた。

私が子供の頃は、学校給食で美味しいとは言い難い牛乳を「強い骨のため」と飲まされていたものだけど、当時からすでにカルシウムはあまり吸収されてなかったんだなーと思うとちょっと複雑な心境。飲みたくないのに涙流しながら飲んでた子供もいたよね…(時代を感じます)